送 信 塔　見て歩き
美ヶ原 （松本市・上田市 <旧武石村>）

長野県　テレビ・ＦＭ基幹放送所　　　２００３年５月、２００５年９月、２００６年６月、２０１５年９月、２０１８年４月撮影など

松本市の東側に広がる美ヶ原は、標高２０００ｍの高原地帯で、３６０゜ が見渡せます。このような環境に、各社のテレビ塔はもちろんのこと、
長野県を始め官民の電波塔が林立しており、ここは「電波塔銀座」とも呼ばれ、写真撮影には絶好のポイントです。

２００５年９月に訪問すると、美ヶ原でもデジタル化の準備が進んでいました。各社は、既存の局舎を改修する形で工事をしています。
ＳＢＣはＮＨＫに同居し、他のＵＨＦ３社は自社単独でデジタル放送所を整備しています。

２０１５年９月にアナログ終了後の様子を見てきました。また、それに合わせてページをリニューアルしました。

２０１８年３月２６日にＳＢＣのＦＭ補完中継局が開局しました。　雪解けを待って２０１８年４月末に見てきました。

２００３年５月撮影

２０１５年９月撮影

上段・２００３年５月撮影	下段・２０１５年９月撮影
ＴＳＢ	ＮＢＳ		ＮＨＫ・ＳＢＣデジタル		ＳＢＣアナログ・ＦＭ長野		ＡＢＮ

 
それでは、各社個別に紹介します。　ＮＨＫ放送所は、アナログ時代とＳＢＣとの共用デジタル放送所のページを分けました。

開拓者に敬意を表してＳＢＣからです。

ＳＢＣ（アナログ）のページからも、芥子望主山（けしぼうずやま）にある「ＦＭ長野の反射板」へリンクしています。
 

　２０１８年４月の様子　SBC FMは、こちらから

　２０２１年５月の様子　Ｓ様提供 

　２０２１年７月の様子　茶臼山反射板 と ＮＴＴ実験施設

 
美ヶ原案内　　２００３年５月、２００６年６月撮影　　（美ヶ原林道 〜 自然保護センター 〜 王ヶ頭 ・ 王ヶ鼻まで）

放送所への訪問は、浅間温泉・美鈴湖側から林道を車で上り、テレビ塔が見通せる「自然保護センター」横の駐車場に車を止め、
さらに３０分ほど歩くと山頂に到着です。
山頂では３６０゜のパノラマが広がっています。ここからは、遊歩道が「美しの塔」「高原美術館」方面へ続いています。
 

 
美ヶ原から見えた都市画像と山岳画像　　２０１５年９月撮影　（このページは、画像が重いのでご注意ください。）

２０１５年９月の２回の訪問では、天気がよく、王ヶ鼻から「松本市街地」はもちろんのこと、王ヶ頭周辺からは「坂城・上田・東御・小諸 方面」や、
さらには「長野市（善光寺平）」までが見通せました。

また、北アルプスの山々も見えました。（残念ながら南アルプス・富士山方向は雲がかかって見えませんでした。）

２０１８年４月撮影の画像　　準備中

２０１８年４月の訪問では、西方向には雲が無く、北アルプスの山々がはっきりと見えました。また、南方向は薄雲がかかっていましたが、
初めて富士山を見ることができました。

「美ヶ原案内」のページにも ２００３年、２００６年撮影の風景画像があります。

放送所データ

アナログ

放送局名	チャンネル・ 周波数	出力（映像）	空中線形式
ＮＨＫ総合テレビ	２ｃｈ	１ＫＷ	スーパーターンスタイル８段
ＮＨＫ教育テレビ	９ｃｈ	１ＫＷ	２Ｌ双ループ６段　４面
ＳＢＣ 信越放送	１１ｃｈ	１ＫＷ	スーパーターンスタイル１２段
ＮＢＳ 長野放送	３８ｃｈ	１０ＫＷ	６Ｌ双ループ３段　４面
ＴＳＢ テレビ信州	３０ｃｈ	１０ＫＷ	６Ｌ双ループ３段　４面
ＡＢＮ 長野朝日放送	２０ｃｈ	１０ＫＷ	６Ｌ双ループ３段　４面
ＮＨＫ−ＦＭ放送	８４．０ＭＨｚ	５００Ｗ	スーパーターンスタイル６段　（２０１５年９月末から）
エフエム長野	７９．７ＭＨｚ	１ＫＷ	２Ｌ双ループ２段　４面
ＳＢＣ−ＦＭ	９２．２ＭＨｚ	１ＫＷ	３素子八木２段　２面

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

ＮＨＫ−ＦＭの送信アンテナは、２０１５年６月までは、スーパーターンスタイル８段　（アナログ時代には総合テレビと共用）でした。
更新のため、仮アンテナ（２Ｌ４段）で放送中に現在のアンテナに交換されました。

デジタル

注・２００３年５月訪問時にカメラの調子が悪く、画像の一部分に黒っぽい円形の影（受光部の故障？）が出ました。なるべくトリミングで対応しましたが、
切れない場合、空の部分では修正を加えましました。
アンテナ等の設備に掛っている場合は手を加えていません。　修正をした、しないにかかわらず、画像に不自然なものがあるかもしれません。
ご承知おきください。

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