送 信 塔 見て歩き
徳島県 ・ 中継局
N様提供の画像で紹介します。


池田テレビ・FM中継局   2025年10月撮影

池田中継局は、三好市池田町白地の通称・禿の峰(標高・854m)に設置されています。
三好市(旧池田町)の中心部から北西へ約3km辺りの場所です。当地には、テレビとFMも中継局を設置しています。

注・三好市は、2006年3月に池田町を含む三好郡の6町村が合併して発足しました。
 

最初にアナログ時代の様子です。
開局は、NHKはGとEが別々で、Gが1962年10月、Eが1968年4月です。
前後しますが、JRTは1963年8月です。2社個別の設置です。

送信アンテナは、全局とも個別の大型90CR1段2面(垂直偏波)です。NHKではGが上段だったようです。
受信は、NHK−Gは8素子八木2列1段、NHK−Eは90CR、JRTは8素子八木にて、全局徳島基幹局受けです。

また、NHK−FMの開局は1966年3月、エフエム徳島は1992年4月です。(エフエム徳島は、基幹局と同時開局)

FM中継局の設備は、NHKは局舎はテレビと共用ですが鉄塔は独立しています。また、エフエム徳島単独設置です。
送信アンテナは、すべて3素子八木1段2面(垂直偏波)、受信は、NHK−FMが5素子八木2列、エフエム徳島が
5素子八木1基です。

さらに、当地にはNHK・JRTともテレビとラジオの固定局を設置しています。
テレビ固定局の役割は、ここで受信した徳島基幹局の電波を池田松尾中継局と山城中継局へ伝送しています。
(固定局の開局はNHKが1982年3月、JRTが1986年6月ですので、対向の中継局では、それ以前は
池田中継局の放送波を受けていたものと思われます。)
また、ラジオ固定局はNHK・JRTとも、SHF波により眉山固定局からの電波を受け、双方の池田ラジオ中継局へ
番組を伝送しています。

2007年6月にデジタル化されました。デジタルでも2社個別に中継局を設置しています。

NHKはデジタル化当初は、鉄塔は新築、局舎は継続使用していましたが、現在の様子を見ると建て替え
られているようです。JRTは局舎は新築し、鉄塔は継続使用のようです。
それと、NHKはデジタルでもTTL固定局を併設しています。(JRTはテレビ・ラジオとも固定局を廃止したようです。)

また、JRTでは中波ラジオのFM補完中継局を2018年9月30日に開局しています。
 


それでは、N様提供の画像で紹介します。 最初は遠景です。

 


中継局辺りを拡大しました。

 


さらに拡大です。
 


中継局ごとにページを分けて紹介します。
 

NHKテレビ J R T (テレビ・FM) NHK−FM ・ エフエム徳島

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 JRT
チャンネル 6ch 4ch 8ch

出力

各局とも 2W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

NHK−FM   85.0MHz  10W
エフエム徳島  82.2MHz  10W
JRT FM    93.0MHz  10W


デジタル NHK総合 NHK教育 JRT
チャンネル 31ch 34ch 40ch
リモコン
出力

各局とも

3W


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