送 信 塔 見て歩き
沖縄県 ・ 中継局
今帰仁 テレビ・FM中継局 2009年2月、12月撮影、一部2012年3月撮影
今帰仁(なきじん)中継局は、沖縄本島北部をカバーする準基幹局的な中継局です。本部半島中央に位置する乙羽岳山頂にあります。
付近には、自然の森やキャンプ場もあり、狭い道ですが中継局前まで車で登ってくることができます。
中継局は、数百m離れて2か所に分散して設置されています。
開局は、NHK−Gは復帰前の1969年12月です。NHK−Eは復帰当日の1972年5月15日に開局しています。
一方、RBCとOTVは1981年4月、QABは1995年10月に、それぞれ開局しています。
また、FMでは、NHKは1974年4月、FM沖縄は1996年11月の開局です。
2007年12月にデジタル化されています。
U様より2018年2月撮影の画像が届きました。下方リンクよりご覧ください。
本部町伊豆味地内(伊豆味パイン園近く)から見た遠景です。 この画像は2009年12月撮影
左/RBC・QABデジタル、右/NHK・OTVデジタルの各鉄塔。
NHK・OTV中継局 どちらも2009年2月撮影 |
RBC・QAB中継局 |
それでは、中継局別に紹介します。
NHK・RBC・OTV(アナログ)・NHK−FM / NHK・OTV(デジタル)
QAB(アナログ)・FM沖縄 / RBC・QAB(デジタル)
U様提供の2018年2月撮影の画像はこちらから。 当方撮影の以前の様子との比較でどうぞ。
展望台からの風景です。古宇利島です。 薄くですが、古宇利島大橋も見えます。
訪問当日は、今帰仁中継局を訪問していた時が一番天気が悪く、時折小雨も降っていました。
展望台からは、NHK中継局越しにQABなどの中継局も見えます。こちらは西方向です。
ところで、誰が付けたのか、展望台の軒下にVHFアンテナがありました。
向きは、真北から少し東です。
方向に該当する一番近いVHF中継局といえば、沖永良部島・知名中継局ですが・・・???。
実際に、アナログ時代に このアンテナに受信機を接続した人から情報をいただきました。
知名局の音声がクリアに受信できたとのことです。(2019.02 追記)
ちなみに、当方は手持ちの携帯電話(アナログ・デジタルのワンセグ兼用型)で展望台から
鹿児島各局(与論島・沖永良部島)の受信を試みましたが
ケータイ付属のロッドアンテナや
イヤホンケーブルでは、アナログ・ワンセグとも受信には至りませんでした。
このアンテナにロッドアンテナを接触させれば、知名局は受信できたのでしょうか。
そこまで思いつきませんでした。
NHK中継局横に行政関係と思われる無線局がありました。
2009年2月の訪問時には、サクラが満開でした。 |
登山口から見た鉄塔です。 |
以下は、2012年3月撮影です。
大宜味村の道の駅近くの海岸から見た乙羽岳です。
こちらは、大宜味村津波地内から見た乙羽岳です。
拡大しました。2本の送信鉄塔が確認できます。
こちらは、名護市の泊ったホテルから撮影した乙羽岳です。
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | RBC | OTV | QAB | ||
チャンネル | 38ch | 40ch | 34ch | 32ch | 42ch | ||
出力 | 各局とも | 300W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
NHK−FM 84.8MHz 100W
FM沖縄 83.7MHz 100W
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | RBC | OTV | QAB | ||
チャンネル | 17ch | 13ch | 14ch | 15ch | 16ch | ||
リモコン | 1 | 2 | 3 | 8 | 5 | ||
出力 | 各局とも | 30W |
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