送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
広島県のT様提供の画像で紹介します。
三原幸崎テレビ中継局 2010年11月、2013年4月撮影
三原幸崎(さいざき)中継局は、三原市幸崎町のJR安芸幸崎駅の北側の山にあります。2009年6月にデジタル化されました。
T様から、さらに2013年4月撮影の画像が届きました。後半で紹介します。
ふもとから見た遠景です。
拡大しました。鉄塔が2本あります。
はじめに、アナログ中継局の説明です。
撮影時点では、鉄塔は全社共用です。局舎と送信アンテナは老舗VHF局とUHFの2つに分かれています。また、受信は全局高見山受けです。
受信アンテナは、VHFの各チャンネルは個別に設置、UHF2局は共用です。
デジタル化前は、NHKなど3社のアナログ鉄塔が別にあったような印象を受けますが、確認できる資料がありません。
NHK・RCC・HTV & HOME・TSS アナログ中継局
アナログ中継局の全景です。 |
アナログ鉄塔です。 |
局舎です。左・NHK&RCC&HTV。右・HOME&TSS。 |
別角度から、奥はデジタル局舎です。 |
アナログ鉄塔に、銘板があります。これを見ると、NHK・RCC・HTVは、後から取り付けのようにも見えます。
実際、なぜかこの3社のアンテナが下に取り付けですし・・・?。開局は老舗3社が先です。
HOME・TSSの表札です。 |
NHK・RCC・HTVの表札です。 |
こちらは、デジタル鉄塔からのNHKアナログ受信ケーブルです。 途中から地下埋設で局舎に延びています。 |
RCC受信アンテナです。 12素子1列です。 |
HTV受信アンテナです。 12素子2列です。 |
HOME・TSS共用受信アンテナです。 4mグリッドパラボラです。 |
民放各社の受信アンテナは、送信点からは、約100m離れた位置にあります。こちらも尾道・高見山受けです。
全社共用デジタル中継局
デジタル送信アンテナです。 |
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NHKのものと思われるTTL受信アンテナです。 |
民放のGPSアンテナです。 |
TTLの親局は不明です。← その後の調査で、このパラボラは、愛媛県の大三島中継局に併設されている大三島幸崎固定局TTL受けと分かりました。
NHK広島放送局では、NHK松山放送局管轄の施設に固定局を同居させています。 番組伝送ルートは、宇根山固定局→大三島幸崎固定局→当中継局です。
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ケーブルの銘板です。
民放デジタルの受信点からの風景と思われます。(南西側の風景と思われます。)
とすると、これは竹原中継局と思われます。
こちらは、南側の風景です。
上記画像の中央を拡大しました。多々羅大橋です。
2つ上の画像の右奥の山を拡大しました。 当中継局のTTL親局がある大三島の鷲ヶ頭山です。
JR安芸幸崎駅ホームから見た中継局と民放デジタル受信点です。
最後に風景画像をどうぞ。
ここからは2013年4月撮影の画像です。 アナログ設備は、すべて撤去済みのようです。
ふもとからの遠景です。
拡大しました。
局舎です。 |
表札です。 |
鉄塔基部です。 |
銘板です。 |
チャンネル表示の銘板です。 |
受信パラボラとその銘板です。 なお、パラボラは大三島方向のようです。この島にはテレビ中継局はないので、 |
モニターアンテナとGPSです。 |
民放デジタルの受信は、JR安芸幸崎駅近くにあります。 左画像にあるパラボラが見えるでしょうか。 |
合成画像です。
合成画像です。アナログ設備は撤去されています。 右奥に大三島も見えています。(受信パラボラの対向先です。)
大三島中継局です。
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | RCC | HTV | HOME | TSS |
チャンネル | 37ch | 40ch | 50ch | 54ch | 44ch | 42ch |
出力 | 各局とも | 3W |
デジタルテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | RCC | HTV | HOME | TSS |
チャンネル | 14ch | 13ch | 21ch | 30ch | 20ch | 31ch |
リモコン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 8 |
出力 | 各局とも | 0.3W |
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