送 信 塔 見て歩き
長野県 ・ 中継局


富士見中継局  2009年9月撮影

富士見中継局は、長野県富士見町などをエリアとする中継局です。

入笠山(にゅうがさやま)の少し北側にある大沢山(標高1870m)の北東中腹 (標高1580m地点)に設置されています。
山並みは中央自動車道の中央道・原PAからもよく見えます。(なお、中継局は見えませんので念のため。)

注 ・ NTT旧中継所のある山は大沢山です。 ゴンドラ駅がある山は、アカノラ山と呼ばれています。


中央道・原PA(上り側)から見た入笠山・大沢山方向です。 中継局は、送電線鉄塔の右側辺りです。

 


中継局がある辺りの拡大です。(中央やや右寄り辺り。 見えている鉄塔らしいものは、中継局ではありません。)



別方向、ふもとから見た山の全景です。 中継局の位置は、ちょうど中央です。

 


上記画像の中央部分を拡大しました。 この位置からはアンテナが2本見えます。


入笠山山頂近くに車を止め、徒歩で訪問しました。 中継局は下りになります。 林道の分岐を左へ登ると到着です。
(別ページにルートの案内を載せました。)


手前がSBC・NBS共用中継局です。 奥の大きな局舎は、デジタル中継局、その手前の小さな局舎はNHK、
TSBは、デジタルの奥です。

 

ここでアナログ中継局の説明です。
開局は、NHKが1971年11月、SBCとNBSが1973年12月、TSBが1983年1月です。(ABNは開局していません。)
SBCとNBSが共用、NHKとTSBは単独で設置しています。
送信アンテナは、グループごとに共用4L2段2面、
受信は、NHKとSBCはチャンネルごとに8素子八木、NBSとTSBも個別の1.8mグリッドパラボラにて、全社 美ヶ原受けです。

2008年12月にデジタル化されました。(ABNもデジタル新局として開局しています。)

 


デジタル局舎横から見た中継局の全景です。 (4枚合成)

左奥はTSB、その手前の大きな局舎はデジタル、正面がNHK、右奥が入口側のSBC・NBS共用です。(なお、道は一直線です。)

 


SBC・NBS中継局横から見た、NHK・デジタル全景です。

こちらは、TSBの裏側から撮影。 奥はデジタル局舎です。 その向こうにNHKがあります。

 


それでは、中継局別に紹介します。
 

NHK(アナログ) SBC・NBS(アナログ) TSB(アナログ)
 
 
全社共用デジタル

中継局への道のり

 
   S様提供の2022年7月の様子はこちらから

 

追記 2009年9月の訪問時には、入笠山の山頂まで車を乗り入れることができましたが、現在は富士見町側からは、
マイカー規制のため、季節や時間帯により乗り入れできないようです。
 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 SBC NBS TSB
チャンネル 28ch 26ch 32ch 34ch 24ch
出力 各局とも 10W

ABNは、アナログ中継局を設置していません。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 SBC NBS TSB ABN
チャンネル 17ch 13ch 16ch 15ch 14ch 18ch
リモコン
出力 各局とも 1W

ABNは、デジタル新局です。 この地域では、デジタル化によりABNを視聴することができるようになりました。


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