送 信 塔 見て歩き
長野県 ・ 中継局
白馬テレビ・FM中継局 2005年9月、2008年4月、2021年10月撮影など
白馬中継局は、白馬岩岳スキー場南側の尾根にあります。中継局は、ふもとから続く岩岳へのハイキング
(トレッキング)コース沿いにあり、
中継局までは、保守用の未舗装車道があります。
また、送信点と受信点が離れており、受信点へは、さらに階段状の歩道を距離にして数百メートル登る必要があります。
当中継局の開局は、NHKが1967年9月、SBCとNBSが1975年11月、TSBが1982年11月、ABNが1992年2月です。
アナログ中継局は、NHK・SBC・NBSの3社共用、TSBとABNの2社共用の2グループに分かれて設置されています。
送信アンテナは、NHKがVHFでチャンネルごとに5素子八木1段3面(上段がG)、民放は全局UHFで、グループごとに共用4L1段2面です。
受信はNHK−Gのみ送信点で8素子八木2列、その他のチャンネルは約350m離れた地点でNHK−EとSBCは、それぞれ8素子八木2列、
NBSは3mグリッドパラボラ、TSBとABNは共用4mグリッドパラボラにて、全社 美ヶ原受けです。
また、当中継局にはFM中継局も併設されています。開局は1982年7月です。送受信アンテナともテレビ送信鉄塔に併設です。
なお、上記の説明は、デジタル化前の様子で、アナデジサイマルの2008年4月に訪問すると受信設備が変更されているようでした。
地上デジタル放送の開局は2007年11月です。NHK・SBC・NBSアナログ中継局が全社共用デジタル中継局になりました。
それでは、画像で紹介します。 まずは、2005年9月撮影のものです。
全景です。後ろの山(左寄り)は、杓子岳と思われます。
拡大しました。 右上に受信アンテナも見えます。
さらに送信鉄塔の拡大です。 左が2社共用、右が3社共用です。 |
高い位置にある受信点です。 |
少し離れた場所に八木アンテナが見えました。 |
左画像の中央部分の拡大です。 |
なお、この八木アンテナが白馬中継局に係わるものかは未確認です。(放送用のものに見えます。)
こちらは、2006年3月に撮影したものです。
遠景です。 中継局は、画像の中心のやや右寄り、中央のマンションみたいな建物の上方です。
拡大しました。
画像をチェックしておりましたら、2007年9月に、通りすがりに撮影した画像に受信アンテナを発見しました。
遠景画像です。 送信点は雲に隠れていたようです。
受信アンテナを拡大しました。 上記画像のほぼ中心部分です。
デジタルパラボラが新設されたようです。 また、アナログ八木アンテナも移動したようです。
直接訪問の画像で、中継局を紹介します。
2008年4月撮影 |
全社共用デジタル NHK・SBC・NBS(アナログ) |
TSB・ABN(アナログ) | 受 信 点 |
2021年10月撮影 | デジタル・NHK−FM | 受 信 点 | |
S様提供の遠景画像 2020年12月撮影 | 2008年 と 2021年の比較 |
以下は、2008年4月の直接訪問時の風景などです。
登山口付近から見た中継局の遠景です。
登山道途中より。
ここが、ハイキングコースの出発点です。 |
脇に、いろいろな道しるべがあります。 |
中継局までは、車道です。 |
途中、白馬岩岳スキー場のリフト下をつづら折で通過します。 |
中継局近くから見た白馬村の中心部方向です。NHKのラジオ塔も見えます。
NHKラジオ塔を拡大しました。
2006年3月25日AM8:00ごろに撮影した「後立山連峰」です。(5枚合成)
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | SBC | NBS | TSB | ABN |
チャンネル | 4ch | 6ch | 45ch | 47ch | 49ch | 55ch |
出力 | 10W | 10W | 30W | 30W | 30W | 30W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
NHK−FM 83.3MHz 3W
FM長野は中継局を設置していません。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | SBC | NBS | TSB | ABN |
チャンネル | 25ch | 27ch | 23ch | 26ch | 22ch | 24ch |
リモコン | 1 | 2 | 6 | 8 | 4 | 5 |
出力 | 各局とも | 3W |
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