送 信 塔 見て歩き
茨城県 ・ 中継局


筑波神郡テレビ中継局(アナログ)  2007年8月撮影

筑波神郡(つくばかんごおり)中継局は、筑波山の南側のふもとの集落の一角にあります。

デジタル中継局は、アナログ中継局とは別の場所に設置されました。 しくいち様提供のデジタル中継局画像は、こちらから。


当ページは、2007年8月に当方が訪問した時のアナログ中継局の様子です。 デジタル中継局は、上記リンク先をご覧ください。

中継局がどこに設置されているのか情報がなかったので、神郡地区の県道14号線沿いに車を止めて、サーチをかけても、
まったく反応がありません。ビーム方向が違うか、サービスエリアがかなり狭いようです。

そこで、 東方向に車を進めると、県道139号線を越えた辺りから画像が出てきました。一番画像がきれいな場所で 車を止めて、
北方向を見ても、どこに中継局があるのか、はっきりしません。

しかし、よく目を凝らすと、それらしいものを発見できました。


当中継局の開局は、テレビ東京を除きNHKと民放4社が1978年11月、テレビ東京が1996年3月です。全社共用のミニサテ局です。
資料によると、 テレビ東京開局時に機器を更新しています。 


筑波山です。 いえ、この写真のメインは、画像右下の木立ちの白い部分です。

 


上記画像の右下側を拡大しました。

望遠レンズで撮影 一見、火の見櫓(やぐら)のようです。

 


こちらは、筑波山山頂から見た、神郡地区です。左上に「宝篋山(小田山)」も見えます。
画像 中央手前の日陰辺りが当中継局のサービスエリアと思われます。
 


ここからは直接訪問です。


全景です。 この施設は、「臼井立野の火の見櫓」と云うらしいです。

今は、火の見櫓としては、使われていないと思われます。

住所は、つくば市臼井 です。


別角度からの全景です。

 

火の見櫓を角度を変えて2枚。 送信アンテナが長く伸びています。

 

送信アンテナの形式は、5素子リングアンテナ3段1面(垂直偏波)です。 南向きです。

 


ハイ・ロー 兼用型のVHF八木アンテナがあります。 全社共用の東京タワー受けと思われます。

 

機器部です。 ボックスに中継局を示すシールがありました。

 


南向きの垂直八木アンテナもあります。

放送機器の裏側には、つくば市の機器もあります。垂直八木は行政無線のものと思われます。


今回、デジタル中継局の画像提供にあたり、アナログ中継局の場所がどうなっているのかグーグルストリートビューで見ると、
更地になっており、ガードレールの曲がり方で場所が特定できました。

しくいち様提供のデジタル中継局画像は、こちらから。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX
チャンネル 50ch 52ch 54ch 56ch 58ch 60ch 62ch
出力 各局とも 0.1W

アナログテレビ放送は、2011年7月24日をもって終了しました。

当中継局は、アナログとデジタルでは設置場所が異なります。 デジタルデータは、デジタル中継局のページをご覧ください。 


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