送 信 塔 見て歩き
茨城県 ・ 中継局
デジタル中継局の画像は、しくいち様提供です。


筑波神郡テレビ中継局(デジタル)  2024年2月撮影 (しくいち様提供)

デジタル中継局は、アナログ中継局の南西 約1.1km辺りの道路(農道?)沿いに設置されました。
2010年12月末の開局です。

A−PRBのエリアのめやすを見ると、送信場所は異なりますが、アナログ時代とほぼ同じエリアをカバーしているようです。


こちらの画像は、アナログページでも掲載した筑波山から見た当中継局のエリアです。北側から南方向を見ています。 (当方が2007年8月撮影)

中央寄りの赤印はアナログ中継局があった場所、右寄りのオレンジ印はデジタル中継局の場所、右隅の半分切れた星印はデジタル受信点です。
 


それでは、しくいち様提供の直接訪問の画像で紹介します。

全景を角度を変えて2枚。 左画像の奥の山並みは、筑波山の続きです。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。5素子リングアンテナ2段2面(垂直偏波)が2セットです。

ハイ・ローチャンネルで分かれているようです。 上段はNHK2波とCX、下段はNTV・TBS・EX・TXと予想します。

 

敷地の様子を角度を変えて2枚。

 

機器の拡大を角度を変えて2枚。

 


GPSです。

監視機器のアンテナです。

 


当中継局には、受信アンテナが見当たりません。 別の場所で受信した信号を引っ張ってきているようです。
(グーグルストリートビューを見るとケーブルは最短距離ではなく、北側から大回りで広い道沿いを通しているようです。)
 


こちらは、送信点付近から見た南西方向です。 


画像中央付近に受信アンテナが設置されています。

 


その辺りを拡大しました。

 

受信点の全景を角度を変えて2枚。

受信点は、送信点の南西 約1km辺りの少し高い場所に設置されています。 大きな倉庫のすぐ北側です。

 

受信アンテナを角度を変えて2枚。 16素子リングアンテナ1段4列が、2方向に向いています。

南に向く上段は、NHK−Gを除く東京スカイツリー放送波受け、東に向く下段は、宝篋山の筑波中継局(NHK水戸G)放送波受けと思われます。
(リングの形状をよく見ると、南向きは水平偏波、東向きは垂直偏波です。)

 


さらに、もう1枚。

 

こちらは、高い位置からの全景と受信アンテナの拡大です。

 


受信機器です。

 

中継局データ

アナログテレビ放送は、2011年7月24日をもって終了しました。別の場所からの送信でした。


デジタル NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX
チャンネル 31ch 39ch 14ch 15ch 35ch 17ch 18ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

アナログ中継局より、実質増力されています。


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