「富山の新聞事情」  2012.1.28 掲載


この項目には、当方の個人的な研究に基づく、推測・判断も多く含まれています。誤りはご容赦ください。
また、知らないうちに状況の変化もあるかと思います。
なお、ここに書かれることを元に関係新聞社への問い合わせは、ご遠慮ください。(笑)


◎始めに

富山は、全国的に見ても、数多くの新聞を読める場所ではないかと思っています。また、コンビニで新聞が買え、便利な時代です。(以前といっても相当前ですが・・・、宅配以外の新聞は、直接新聞販売店へ行くか、JRいや国鉄の駅売店でしか買えませんでした。)

今は、一般紙では、地元紙の北日本新聞、準地元紙の富山新聞と北陸中日新聞、全国紙では、朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞は、ほとんどのコンビニで手に入ります。また、一部のコンビニには、毎日新聞、産経新聞もあります。

スポーツ紙では、中日スポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツ、スポーツニッポンは、大多数のコンビニにありますし、サンケイスポーツ、デイリースポーツ、中京スポーツも一部のコンビニにあります。また、これらは一部を除き宅配も可能です。
夕刊紙の夕刊フジと日刊現代は、あまり見かけません。そのほか、コンビニでは、競馬や釣りなど趣味関係の専門紙も手に入りますが、ここでは取り上げません。

富山では、地元紙と呼べるものが三紙もあるのは新聞好きの人が多いのでしょうか。また、富山は日本海側ではあるものの日本の中央部に位置するためか(?)、東京、大阪、名古屋の三大都市それぞれで編集された新聞が入っています。(大阪が多いですが・・・。)

全国紙は全国をいくつかのブロックに分けて、「取材・販売」を管轄しています。富山県は、地理的には中部地方に属しますが、交通の利便性や、元々全国紙は大阪から広まった関係上、大阪本社管轄が基本です。読売新聞は東京本社管轄ですが、これは別の理由からだと考えられます。なお、昨年(2011年)3月までの約22年間は、朝日新聞も東京本社管轄でしたが、委託印刷の都合などで大阪本社管轄に戻りました。(管轄移動の経緯は、後述)

なお、当方がよく買う(宅配を含む)新聞ほど、考察の内容が濃いかと思いますが、この点はご了解ください。

それでは、印刷工場、版建て、そして販売店を考察します。

次回は、印刷工場です。