送 信 塔 見て歩き
新潟県 ・ 中継局


新井テレビ中継局  2005年11月撮影 


高床山の遠景です。

 


山頂部を拡大しました。

 


こちらは、NHK・BSN共用中継局です。

こちらは、民放UHF中継局です。

 

山頂部は、平坦な広場になっています。中継局は、それぞれ山頂部の東西の隅にあるようでした。

 

送信アンテナは、各社ともグループごとに全社共用で6L1段2面+4L1段1面の構成です。
受信はNHKは約600m離れた地点でチャンネルごとに8素子八木2列、BSNは約150m離れた地点で8素子八木、以下は送信点で、
NSTは1.8mプレートパラボラ、TeNYとNT21は共用1.8mグリッドパラボラにて、全社 高田中継局受けです。

 


NHK・BSN中継局

NHKとBSNの共用中継局は、山頂部の東側にあります。ここが、わずかながら標高が一番高い(すなわち山頂)ようです。

全景を角度を変えて2枚。 手前に休憩所のような建物があります。

 

鉄塔の様子を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナです。 形式は3波共用6L1段2面+4L1段1面の構成です。 角度を変えて2枚。

 


局舎です。

左画像の裏面に2社併記のロゴがあります。

入り口の表札です。

 


看板らしきものが地面に放置されていました。 右の柱は、その支柱と思われます。


続いて、UHF3社の中継局です。

UHF3社の中継局は山頂部の西側に並んで建っています。

看板等がなく、どちらがどの局か直接確認することができませんでした。

資料では、左がTeNY・NT21共用、右がNSTと思われます。

順番に見ていきます。 


NST 中継局


鉄塔の様子です。

別角度から。

送信アンテナです。

茂みが深く、さがって全景が撮影できません。

 


局舎です。 表札(?)らしいプレートがあります。が、何も書かれていませんでした。


TeNY・NT21 共用中継局

鉄塔を角度を変えて3枚。 受信パラボラには、ひさしのようなものがあります。

 


送信アンテナです。

 


局舎です。

元は表札があったようです。

看板の支柱でしょうか。なお、看板はどこにもありませんでした。

 



NHK・BSN中継局前の休憩所には、アマチュア無線のレピーターと思われるGPと機器がありました。
 



山頂の広場から見た旧新井市、上越市方向です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 BSN NST TeNY UX
チャンネル 53ch 51ch 55ch 57ch 59ch 61ch
出力 各局とも 30W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


以下の情報は、アナログ時代のものです。 

ところで、この中継局の北西方向に約10Kmのところに西野谷という地区があります。その付近では、
東京タワーからの電波が山岳回折で届き、しかも3方が山に囲まれた地域のため、他のVHF波の妨害を
受けることなく、鮮明な画像で東京のテレビが楽しめるということです。
そのため、地元ケーブルテレビ局も受信点を設け、許可を得られたテレビ東京のみを再送信しています。
現地を見てきました。

東京タワーからの地上デジタル放送も、ある程度のレベルで届いていることを2005年10月と11月の2回
訪問し、確認しました。 詳しくは、こちらのページから


これが、上越ケーブルビジョンの受信設備です。    こちらのページにも写真があります。

 

付近は、「万内川砂防公園」という自然公園になっています。
 

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