送 信 塔 見て歩き
沖縄県 ・ 中継局
一部、提供画像があります。


首里テレビ中継局  2009年2月、12月、2012年3月(跡地)撮影。
                 以前の中継局画像は1980年代(?)のもの(T様提供)

首里中継局は、那覇市街地の首里地区などをエリアとしています。地形的な条件から基幹局を受信しにくいため設置されています。
当中継局は、まずNHKが1976年4月に開局し、RBCとOTVは1985年6月に、QABは1995年9月に開局しています。

開局当時は、現在とは少し離れた場所で、自立式の鉄塔から送信していました。
その後、2006年に現在の場所(マンション屋上)に移転しました。

今回、T様より2005年まで設置されていた当時の中継局画像の提供を受けました。 最初に紹介します。


鉄塔の様子です。NHKの表示があります。

看板です。3局の表示がありますので、1985年以降のものと思われます。

中継局の場所は、以前NHK寮があった場所らしいです。(未確認です。)

当時は、21m四角鉄塔に4L1段2面の送信アンテナを取り付け放送していました。(送信アンテナは、上段がNHK2波共用、下段が民放3波共用)

局舎はNHKと民放は別々でした。受信は、今と同じVHFが8素子、UHFが12素子の八木アンテナです。

 


移転後の2005年5月撮影の画像です。  ここまでT様提供


以下は、当方撮影のものです。まずは、2009年2月撮影のものです。

中継局は、マンションの屋上にあります。 角度を変えて3枚。  右2枚は、観光バス車内からの撮影です。

 


鉄塔の全景です。 送信アンテナは、全社共用です。

観光バス車内からの撮影です。

 


受信は、VHFが8素子、UHFが12素子の八木アンテナです。 基幹局受け

 


付近には、直接基幹局を受信している家庭も多く見受けられました。 もっと低地向けの中継局のようです。


以下は、2009年12月撮影です。


通りから撮影。

拡大しました。

 


寒川緑地の道路沿いからの全景です。

鉄塔を拡大しました。


送受信アンテナの拡大です。

 


ラックがあります。

 


上記画像とほぼ同じ場所から見た、放送エリアです。画像では、よく分かりませんが谷になっています。
撮影位置からは、豊見城基幹局が見えますが、下の谷からは、見えないと思います。

 


上記画像の左隅を拡大しました。豊見城基幹局です。

 


寒川緑地の道路沿いに三角点がありました。


2012年3月に訪問すると、マンション屋上の鉄塔は撤去されており、跡形はありませんでした。

左の建物の屋上に鉄塔がありました。2009年の画像と見比べてください。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RBC OTV QAB
チャンネル 60ch 62ch 55ch 57ch 53ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

首里中継局はデジタル化されず、同日をもって廃局になりました。


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