送 信 塔 見て歩き
沖縄県 ・ 中継局
胡屋テレビ中継局 2009年2月、12月撮影
胡屋(ごや)中継局は、沖縄市役所屋上に設置されています。通称コザと呼ばれている旧コザ市中心部向けの中継局です。
なぜ中継局が市役所の屋上にあるのか不思議でしたが、現地へ行ってみると標高に高低差のある地域で、市役所から
東側は低地で基幹局の電波が受信できないため、高台にある市役所から中継されていると分かりました。
開局は、QABを除き1992年10月、QABは1995年10月です。

沖縄市役所の全景です。 屋上にアンテナが見えます。

北側から見た市役所です。
|  正面側から見た中継局の全景です。 |  少し別角度から。 |  北側から撮影。 | 
|  中継局のアンテナです。 |  受信は、各チャンネル個別に八木アンテナで豊見城基幹局を受けています。 VHFは8素子、QABは12素子の八木アンテナです。アンテナの大きさから見て、 | 
送信アンテナは4L1段4面です。上段がNHK2波共用、下段が民放3社共用です。

屋上のこの建屋は局舎でしょうか?。未確認の情報では、アナログ局舎は市役所内にあるようなので?です。
注・この沖縄市役所屋上には、地元コミュニティFM局の「FMコザ」の送信アンテナもあるらしいのですが、どれか不明なため未掲載です。
胡屋中継局では、2009年12月より地上デジタル放送が開始されました。
以下は、同月末撮影のものです。

中継局の全景です。右隅の建屋はアナログ時代からあります。

少し拡大しました。
|  |  |  真ん中に90CRが追加されています。 全社共用、基幹局受けです。 | 
送信アンテナは、アナログを下段に集約し、上段をデジタルアンテナに取り替えられたようです。

この建屋は、GPSらしいものがあるので、デジタル局舎の可能性があります。
今年の初めから準備されていたのかもしれません。
デジタル化の前後を並べて見比べて見ます。 どちらも、左が2月、右が12月撮影です。
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| アナログ | NHK総合 | NHK教育 | RBC | OTV | QAB | ||
| チャンネル | 24ch | 26ch | 22ch | 20ch | 18ch | ||
| 出力 | 各局とも | 10W | 
| デジタル | NHK総合 | NHK教育 | RBC | OTV | QAB | ||
| チャンネル | 36ch | 25ch | 30ch | 31ch | 33ch | ||
| リモコン | 1 | 2 | 3 | 8 | 5 | ||
| 出力 | 各局とも | 1W | 
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