送 信 塔 見て歩き
沖縄県 ・ 中継局
埼玉県 F様提供の画像です。
NHKテレビ・FM中継局 2010年、2011年、2012年 、2015年撮影 (画像に日付のないものは、2010年撮影です。)
NHKテレビ・FM中継局は、宮古島市(旧平良市)中心部から東へ1〜2Kmの場所にあります。近くには体育館や野球場もあります。
また地形図を見ると、この辺りは南北に長い丘(標高・約60m、平地との標高差は30mぐらい)になっているようです。
総合テレビは、復帰前の1967年12月にOHK宮古放送局として開局。教育テレビとFM放送は、復帰後の1976年12月に
開局して
います。 デジタルは、2008年5月の放送開始です。
鉄塔の全景です。45mです。 |
アンテナ部の拡大です。 2011年撮影 |
テレビアンテナ部です。 2011年撮影 |
少し別角度から。 2011年撮影 |
先端は、デジタルアンテナです。 2011年撮影 |
その下は、旧アナログアンテナです。 総合・教育共用でした。 2011年撮影 |
画像では、はっきりしませんが、アナログテレビアンテナは、西面と南面が4段、北面が2段のようです。
東面にはアンテナが無いようです。
手元の資料では、西面は6段になっているので、最近変更があったのかもしれません。
でも、取り付けスペースは4段分しかないので、6段の時期があったのかは謎です。
一方、デジタルアンテナは、3段3面のように見えます。ただ、D−paのエリア図を見ると全方向に電波が出ていますので、
デジタルは4面(または、正三角形の3面)なのかもしれません。
また、出力が1KWと基幹局並みであるのは、約50Km離れた多良間中継局と約100Km離れた石垣FX(於茂登岳)へ
放送波伝送をしているためです。両島がある方向の西面の段数が他の面より多いのも、同じ理由と思われます。
なお、出力が放送エリアに比べ大きいことと、西面の段数が多いのは、FM放送も同じです。
(民放は、NHKと中継ルートが違い、平良→多良間→石垣と島伝いに電波を送っています。)
注)以上の説明はアナログ時代のもので、デジタル化されアナログと兼用している現在の状況は確認できていません。
続いて、その下はFMアンテナです。2011年撮影 |
別角度から。 2011年撮影 |
FMアンテナも3面です。西面が2段で北面と南面は1段、出力は1KWです。
旧放送局事務所(?)です。 |
正門に表札があります。 |
こちらは、2012年9月撮影の表札です。「沖縄放送協会 宮古放送局」とあります。
沖縄放送協会(OHK)宮古放送局 & NHK平良中継局 小史
1967年10月 | NHKの全面的な支援で沖縄放送協会(OHK)設立 |
1967年12月 | 沖縄本島に先立ち宮古島・石垣島でテレビ放送開始 |
1972年 5月 | 日本へ復帰によりOHKはNHKと統合 |
1972年 6月 | 本島と同時にラジオ第一、第二開局 |
1975年 3月 | 本島・先島間、海底ケーブル暫定開通。一部番組本島と同時放送となる |
1976年12月 | 海底ケーブル正式開通、教育テレビ・FM放送開局、全番組本島と同時放送 |
2008年 5月 | 地上デジタル放送開始 |
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | |||||
チャンネル | 7ch | 4ch | |||||
出力 | 各局とも | 1KW |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
NHK−FM 85.0MHz 1KW
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | |||||
チャンネル | 17ch | 13ch | |||||
リモコン | 1 | 2 | |||||
出力 | 各局とも | 100W |
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