送 信 塔 見て歩き
鹿児島市 紫原


鹿児島放送(アナログ・デジタル)基幹放送所     2010年5月撮影
NHK鹿児島、南日本放送(デジタル)基幹放送所

KKB基幹放送所は紫原の集合住宅が建ち並ぶ住宅地にあります。KTS・KYT基幹局から東へ約1kmの場所に位置しています。
この鉄塔からは、KKBのアナログ・デジタルのほかアナログ波がVHFのNHKとMBCも城山から移転し、デジタル波を送信しています。
2006年12月に、鹿児島全社一斉にデジタル化されました。

局舎のロゴを見るとNHK、MBC、KKBの順に並んでおり、KKBはデジタル化で軒先を貸して母屋を取られたような状態と思うのは
私だけでしょうか。
表札も しっかり見てくださいね。(NHKが基幹局のデジタル化で既存の民放鉄塔へ移転したのは、ここ鹿児島と長崎、金沢の3か所
だけだと思います。他は、既存または新築の自社鉄塔か他社との新築共用鉄塔です。NHK鉄塔に民放が相乗りは複数あります。)

なお、ネット上の情報では、当敷地は元々MBCが所有していた土地とのことです。(KKB開局以降の所有者は未確認です。)

今回は早朝の訪問に付き、コントラストの薄いものや逆光のものがあります。ご了承ください。

 

 

 

 

 


ここに太陽があります。

全景を角度を変えて2枚。 右画像は逆光の様子を示すために掲載。

 


鉄塔の様子です。

送信アンテナです。

 


中間部の様子です。


別角度から。

 


別角度から。

 


パラボラをさらに別角度から。

当基幹局には、TTL固定局が設置されています。
各社とも本社や放送局からの番組を蒲生中継局・木床固定局へ3社共用3mプレートパラボラにてTTL伝送しています。

 

鉄塔を見上げてみました。 別角度から2枚。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 

壁面のロゴです。 微妙に角度を変えて2枚。

 


表札です。 ちゃんと「KKB鹿児島放送」と表示されています。

 

最初の画像を正面とすると、向かって左側フェンスに門があります。 パノラマ風に3枚。

 

敷地の一角に独立したMBCの局舎があります。

局舎です。

表札です。

FPU基地局かと思われます。KKB開局以後に設置されたようですが、城山では不都合なのでしょうか?。 その後、城山は完全撤去されました。

 


局舎です。

表札です。なぜか「紫」が上書きされています。 「柴」だったのかも?

アンテナと思われます。

デジタルツーカー九州(現・ソフトバンク)の携帯基地局も設置されています。  表札の電話番号部は、当方で加工。

 


GPSです。

ここにもあります。

モニターアンテナが3基並んでいます。

 


離れた位置から見た鉄塔下部の様子です。 手前の車の位置は送信所敷地外です。

 

放送所データ(アナログ)

放送局名 空中線形式 チャンネル 出力
KKB 鹿児島放送 6L3段4面 32ch 10KW
 

放送所データ(デジタル)

放送局名 チャンネル(リモコン) 出力
NHK 鹿児島総合テレビ 34ch  (3) 1KW
NHK 鹿児島教育テレビ 18ch  (2) 1KW
MBC 南日本放送 40ch  (1) 1KW
KKB 鹿児島放送 36ch  (5) 1KW

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