送 信 塔 見て歩き
鹿児島県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


薩摩出水テレビ中継局  2017年1月撮影

薩摩出水(さつまいずみ)中継局は鹿児島県北部、出水市上鯖渕の東光山にあります。熊本県水俣市に隣接する地域です。
東光山の山頂付近は、公園になっているようです。

かつてのアナログ中継局の説明です。
開局はNHKが1971年8月、MBCとKTSが同時に1973年5月、KKBが1994年4月です。
KYTは、アナログでは開局していません。2008年7月にデジタル化されました。(KYTはデジタル新局になります。)

中継局はNHKと民放の2グループに分かれています。

送信アンテナは、すべて4L1段1面です。NHKでは、チャンネルごとに単独で、上が総合テレビ、下が教育テレビです。
民放は3社共用です。

受信は、各社とも送信点でNHKは2波個別に5素子八木2基合成、MBCは8素子八木2列、KTSとKKBは、
それぞれ個別に1.8mグリッドパラボラです。全局、阿久根中継局受けです。


全景です。

デジタル中継局は、それぞれアナログ中継局を継続利用しています。

それでは、NHK中継局から紹介します。


NHK中継局

NHKの局舎は新築です。(鉄塔は、アナログからの継続使用です。)

全景を角度を変えて2枚。

 


送信アンテナです。

受信パラボラは地面に建っています。

 


局舎です。

表札です。

 


モニターアンテナとGPSです。

 


民放中継局

民放中継局はアナログからの継続利用です。鉄塔には、アナログ時代の受信アンテナが残っているようです。

全景を角度を変えて2枚。

 


送信アンテナです。

受信パラボラは垂直偏波受けです。

ところで、受信パラボラは、アナログUHFのものをそのまま使っているように見えます。(未確認です。)

 


この垂直八木は、MBCアナログのものが、まだ付いているようです。(未確認です。)
また、上部の八木とリングアンテナが何なのかも未確認です。

 


局舎です。

GPSです。

 



付近には三角点もあります。

 

ところで、当中継局はアナログ・デジタルとも、垂直偏波らしいのですが、最終確認が取れていません。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MBC KTS KKB
チャンネル 57ch 61ch 55ch 53ch 48ch
出力 各局とも 1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 MBC KTS KKB KYT
チャンネル 29ch 33ch 38ch 36ch 50ch 43ch
リモコン
出力 各局とも 0.1W

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