送 信 塔 見て歩き
鹿児島県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


川内永利テレビ中継局  2020年11月撮影

川内永利中継局は、鹿児島県薩摩川内市永利町の「日笠山」に設置されています。
グーグルストリートビューで見ると、山頂直下まで1車線ながら車で登れる道が続いています。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、NHKが1971年8月、続いて開局したのはKTSで1976年5月です。その後、1987年7月にMBC、 1990年11月にKKB、
1995年12月にKYTの順で開局しました。なぜか老舗MBCの開局が遅いです。
VHF波では 他局(鹿児島基幹局?)の電波が届く地域なのでしょうか。

中継局は、NHKと民放の2グループに分かれて設置されていました。
送信アンテナは、4L1段1面で、NHK2波は、それぞれ単独(上段がG)、KTSとKYTが共用、MBCとKKBが共用の
2グループに分かれています。(民放では、KTS組が上段)

受信は、全局送信点でNHKは2波共用1.8mグリッドパラボラ、民放は全社共用1.8mグリッドパラボラ、
全社とも串木野中継局受けです。 なお、NHKでは1989年4月に親局を変更しているようです。

2008年10月にデジタル化されました。 デジタルでもNHKと民放に分かれています。

それでは、2020年11月の様子を画像で紹介します。


NHK中継局

NHKのデジタル中継局は新築のようです。

全景を角度を変えて2枚。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


表札です。

 

串木野中継局放送波受けのオフセットパラボラです。 角度を変えて2枚。

 


1.8mグリッドパラボラが別の方向に向いています。

鉄塔の銘板です。

この1.8mグリッドパラボラは、キャンセリングアンテナのようです。
対向は、向きから見て、当中継局とチャンネルが同じ市比野中継局でしょうか。(未確認です。)


GPSです。

モニターアンテナです。

銘板です。

なお、送信アンテナは正面側は撮影しづらいとのことです。
 


民放共用中継局

民放中継局は、アナログ中継局を継続利用のようです。


全景です。

鉄塔の様子です。

 


送信アンテナです。 4L1段1面です。

受信パラボラです。

4社共用1.8mグリッドパラボラにて串木野中継局を放送波受けです。 

 


UHF八木アンテナがあります。

モニターアンテナを別角度から。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


表札です。 アナログ時代のままです。

GPSです。

 


送信鉄塔の銘板です。 最初に開局したKTSの表示です。
  


道のりです。


登山道入り口です。 展望所まで、あと3Kmの表示があります。

分岐しています。 展望所まで、あと2Km地点です。

 


こんな道が続いています。

展望所まで、あと1Kmです。

 


奥に中継局が見えてきました。

三角点です。 左画像の左下隅辺りにあります。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 MBC KTS KKB KYT
チャンネル 59ch 56ch 62ch 52ch 49ch 46ch
出力

各局とも

3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 MBC KTS KKB KYT
チャンネル 28ch 33ch 27ch 37ch 31ch 26ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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