送 信 塔 見て歩き
大分県 ・ 中継局(横江山)
kz様、U様 提供の画像で紹介します。
大分東テレビ中継局 2016年9月(Kz様)、2019年 月撮影(U様)
大分東中継局は大分市中心部から南東方向の横江山(標高464m)の山頂付近にあります。(国土地理院の地形図には
山の名前が無く探しにくいです。464.4mの三角点が目印です。)
アナログ時代には、各社個別(OBSとTOSは共用)に中継局を設置していましたが、デジタルでは、付近のNTTが建てた
と思われる通信鉄塔を利用し、全社共用で2007年9月に開局しました。
また、2016年6月には、OBSのFM補完中継局も設置されました。(OBSは、十文字原ではなく横江山にFM補完中継局を
設置しました。)
さらに 2017年7月末にはエフエム大分の基幹局がこちらに引っ越してきました。
最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、NHKが1976年12月、OBSとTOSが1979年1月、OABが1993年9月です。同時に開局したOBSとTOSが
共用する以外は、NHKとOABは単独設置です。
また、OAB以外は、2000年ごろに局舎や機器を更新しているようです。
送信アンテナは、各社とも4L2段1面+4L4段2面(垂直偏波)の形式です。(NHKは2波共用、OBSとTOSも共用)
受信は、NHK−Gは約280m離れた地点で4mグリッドパラボラにて三重中継局受け、他の局は送信点にて基幹局受けで、
各局のアンテナは、NHK−Eは8素子八木2列、OBSは8素子八木、TOSは90CR(予備に16素子リング
アンテナにて三重中継局受け)、OABは90CRです。
事情や状況がはっきりしませんが、デジタル化時(?)にアナログOAB中継局も、NTT鉄塔に移転したようです。
また、OBS FM補完中継局の送信アンテナは、デジタルアンテナの下に支柱を伸ばし、取り付けられたようです。
それでは、現在の様子を画像で紹介します。
遠景です。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() デジタルアンテナは、全社共用4D2段1面+4D4段2面 (垂直偏波)です。 |
![]() デジタルアンテナ直下にある4段の円盤は OBS FM補完中継局のアンテナです。 |
FM電波は、この取り付け方で全方向に飛んでいるのでしょうか。気になります。
また、高出力のアンテナは、円盤が分厚いです。
ところで、アナログ時代の終盤に設置されていたOABのアナログアンテナは、他サイトの画像を見ると、
デジタルアンテナの下部、OBS FMアンテナがある右隣にあったようです。 画像を見る限り基台等の痕跡は無いようです。
こちらは、各本社(NHKは放送局)に設置の大分固定局からのTTL受けのパラボラです。(本社からの伝送なのでSTL?)
NHK以外のパラボラには社名があり、所属が分かりやすいです。
NHK(2波共用)とOABは2m、OBSとTOSは3mのプレートパラボラです。
この大きなパラボラは、玖珠中継局向け4mです。
当中継局には固定局が併設され、三重中継局、津久見中継局へは全社、玖珠中継局へは民放3社のみTTL伝送しています。
(NHKの玖珠中継局への伝送は、大分固定局<放送会館>からのTTLです。)
また、アナログOABの十文字原受信の90CRは、上記画像の左側支柱の下方に取り付けられていたようです。
![]() 上段に取り付けられているのは津久見中継局向け2mパラボラです。 下は三重中継局向け3mパラボラです。 |
![]() こちらは、津久見向けパラボラを裏から見た様子です。 |
GPSです。
OBS FMの番組伝送は受信アンテナが見当たらないので、デジタルパラボラとの兼用かもしれません。
(未確認です。光ケーブルの可能性もあります。)
付近には、旧アナログ中継局が残っています。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
OAB中継局は、既に撤去済みのようです。(時期等は未確認です。)
付近の杭です。
ところで、エフエム大分の基幹放送所が2017年7月31日(月)より当地へ移転しました。
U様より2019年5月撮影の画像が届きました。ご覧ください。 (デジタル中継局部分も再掲載します。)
遠景です。
鉄塔を拡大しました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() デジタルアンテナです。 |
![]() OBS FMアンテナです。 |
![]() エフエム大分のアンテナです。 |
エフエム大分の新放送所の名称は、「大分東送信所」のようです。本社からは、光ケーブルを利用したIP伝送です。
アンテナ形式は、3素子八木4段2面のようです。 設置位置は、OBS FMより低い高さです。
送信所移転の工事や調整の様子は、その当時 同社のHPに掲載がありました。玖珠と日田中継局へは鶴見岳固定局経由での伝送ですが、
今回の送信所移転により鶴見岳の放送波受信アンテナの向きを変更する必要があり、事前に仮アンテナを設置し、当日深夜に切り替え作業を
行ったとのことです。
(HPの記載では鶴見岳って車で登ることはできないようです。また、他の中継局では、送信位置変更による受信アンテナの向きの変更は無かったようです。)
ところで、FM大分は なぜ横江山へ基幹放送所を移転したのでしょうか。
ここからは私見ですが、開局して25年が経ち機器の更新時期をむかえ、どうするかを考えていた時に、OBSが横江山に
FM補完中継局を設置したところ、十文字原より電波が飛ぶと分かった、というのが真相ではないでしょうか。
![]() 局舎です。 |
![]() 非常電源などです。 |
デジタル設備を再掲載。
![]() 鉄塔の上部の様子です。 |
![]() 各社の本社向きパラボラです。 |
![]() 民放の玖珠向けTTL |
![]() 向こう向き・津久見向けTTL、こちら向き・三重向けTTL |
![]() モニターアンテナなどです。 |
![]() GPSです。 |
放送所・中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | OBS | TOS | OAB | |
チャンネル | 57ch | 54ch | 46ch | 52ch | 62ch | |
出力 | 各局とも | 10W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
エフエム大分 88.0MHz 1KW
OBS FM補完中継局 93.3MHz 1KW
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | OBS | TOS | OAB | |
チャンネル | 15ch | 14ch | 22ch | 34ch | 32ch | |
リモコン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
出力 | 各局とも | 1W |
©2016-2019 送信塔見て歩きWeb