送 信 塔 見て歩き
大分県 ・ 中継局
 
匿名希望様提供の画像で紹介します。
臼杵テレビ中継局 2019年5月撮影
臼杵中継局は、 臼杵市前田の水ヶ城山の山頂近く(山頂の南側)に設置されています。
この山には、かつてその名前の通り「水ヶ城」という山城が築かれていたとのことです。
最初にアナログ時代の中継局の説明です。
開局は、NHKが1970年8月、OBSとTOSが同時に1974年6月、OABが1993年9月です。
NHKとOABが共用、OBSとTOSが共用の2グループに分かれて設置されています。
送信アンテナは、全社4L1段3面(NHKは2波共用、OBSとTOSは2社共用、OABのみ単独でNHKの下に設置)です。
受信はNHK−Gが1.8mグリッドパラボラに三重中継局受け、他局は大分基幹局受けで、NHK−Eが8素子八木2列、
OBSが12素子八木、TOSが90CR1列2段、OABが1.8mグリッドパラボラです。
2008年9月末に全社同時(全社共用)にデジタル化されました。
それでは、現在の様子をどうぞ。

市内中心部の臼杵城公園西側高台から見た水ヶ城山の全景です。

拡大しました。中継局の遠景です。
|  ふもとからの画像です。 |  拡大しました。 | 
それでは、直接訪問の画像です。
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デジタル中継局が設置された場所は、NHK−Eのアナログ受信アンテナが設置されていた場所だったようです。
  
そのため、アナログ終了時までは、デジタル鉄塔に2列の8素子VHF八木アンテナが取り付けられていました。
|  鉄塔の様子です。 |  敷地の様子です。 |  鉄塔基部を拡大しました。 | 
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表札です。

鉄塔にパラボラがあります。
番組伝送は、全社共用2mプレートパラボラにて三重中継局に併設の三重固定局からのTTL受けです。
|  モニターアンテナです。 |  GPSです。 | 

鉄塔の銘板です。

ここまで車で来ることができます。最後は徒歩です。

中継局付近から見た風景です。
中継局データ
| アナログ | NHK総合 | NHK教育 | OBS | TOS | OAB | |
| チャンネル | 41ch | 43ch | 39ch | 45ch | 33ch | |
| 出力 | 各社とも | 3W | 
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
| デジタル | NHK総合 | NHK教育 | OBS | TOS | OAB | |
| チャンネル | 15ch | 14ch | 22ch | 26ch | 18ch | |
| リモコン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
| 出力 | 各局とも | 0.3W | 
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