送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
大分県・中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。

千歳テレビ中継局　　２０２３年１月撮影

千歳中継局は、豊後大野市千歳町柴山の白鹿山（はくろくさん）に設置されています。愛宕神社の祠がある横です。
（白鹿山には、３つの頂があります。アナログ中継局は、一番南の山頂←「一の峰」と云うようです。ここには、三角点もあります。）
旧千歳村地域をエリアとする中継局です。

最初にアナログ時代の中継局の説明です。

開局は、ＮＨＫが１９７４年５月、ＯＢＳとＴＯＳが同時に１９９１年４月です。（ＯＡＢはアナログ・デジタルとも開局していません。）
開局時期が離れていますが、全社共用の中継局です。

送信アンテナは、全社共用４Ｌ１段４面です。
受信は、ＮＨＫは送信点で２波共用１．８ｍグリッドパラボラ、民放も付近で２社共用１．８ｍグリッドパラボラにて、
どちらも三重中継局受けです。

デジタル中継局は、２００９年７月に開局しています。アナログ中継局の場所から北東へ約４００ｍ辺りに３社共用で新築されました。
（３つの山頂のうちの一番北です。←「三の峰」と云うようです。国土地理院の地図でアンテナマークがある地点です。）

それでは、現在の様子を紹介します。

送信鉄塔を角度を変えて２枚。

送信アンテナは、全社共用４Ｌ１段４面です。

敷地の様子です。微妙に角度を変えて２枚。

局舎と表札です。

受信パラボラです。

八木アンテナがあります。

番組伝送は、ＮＨＫ２波とＯＢＳは、共用３ｍグリッドパラボラ。ＴＯＳは、なぜか２０素子八木アンテナです。
どちらも三重中継局を放送波受けです。

犬飼中継局も同様ですが、ＴＯＳの単独受信は謎です。

モニターアンテナとＧＰＳです。

境界杭があります。

案内のポールです。

中継局への道のりです。

旧アナログ中継局がどうなっているかは、不明ですが、ネットを検索したところ、２０１９年１月中旬に登山された人のブログを見つけました。

画像を見ると、送信アンテナのみが取り外された状態で、まだ全体が残っています。

２０２２年１２月登山のブログも見つけましたが、その方向の画像が無く不明です。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。