送 信 塔 見て歩き
大分県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


竹中テレビ中継局  2019年1月撮影

竹中中継局は、大分市南部に位置する大分市端登(はたのぼり)の通称・源城山に設置されています。
(国土地理院の地図には標高169mとありますが、山の名前がありません。JR豊肥本線・竹中駅から見て西側の山です。)

最初にアナログ時代の様子です。
開局は、NHKが1972年12月、OBSとTOSが同時に1992年4月です。(OABはアナログ・デジタルとも開局していません。)
開局時期は異なりますが、全社共用の中継局です。

送信アンテナは、全社共用4L1段3面です。
受信は、NHKは送信点からほんの少し離れた場所で2波共用1.8mグリッドパラボラにて三重中継局受け、
OBSとTOSは鉄塔に取り付けられた2社共用2.4mグリッドパラボラにて大分東中継局受けです。
(NHKの親局が距離が近い大分東中継局でないのは、同中継局の開局が1976年12月で当中継局よりも
後の開局のためと思われます。)

2009年5月にデジタル化されました。


それでは画像で紹介します。


遠景です。

山頂の中継局を拡大しました。

 


全景です。

デジタル中継局は、局舎を3社共用(NHK・OBS・TOS)で新築されました。(なお、鉄塔はアナログからの継続です。)

 

送信鉄塔を角度を変えて3枚。

 

送信アンテナは全社共用4L1段3面です。

このアンテナは、デジタル専用ではなく、アナデジサイマル時に共用アンテナとして設置されたようです。

 

受信も全社共用のオフセットパラボラにて大分東中継局放送波受けです。(デジタルでは、NHKも大分東中継局を親局にしています。)

オフセットパラボラが別の鉄塔にあるのは、アナログ時代には民放の大分東中継局受けのパラボラが送信鉄塔にあり、デジタル用の
取り付けスペースがなかったためと思われます。

角度を変えて2枚。

 


局舎です。

表札です。

 


GPSです。

銘板です。

 


付近には、業務用鉄塔(携帯電話か?)もあります。

 



林道入口(分岐点)の道しるべです。

中継局への進入路です。(林道を折り返して登ります。)
 

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 OBS TOS
チャンネル 47ch 41ch 31ch 29ch
出力 各局とも 1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 OBS TOS
チャンネル 38ch 50ch 39ch 43ch
リモコン
出力 各局とも 0.1W

OABは、アナログ・デジタルとも開局していません。


©2019 送信塔見て歩きWeb