送 信 塔 見て歩き
熊本県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


牛深須口テレビ中継局  2022年6月撮影

牛深須口中継局は、熊本県天草市牛深町の牛深八幡宮の裏側の高台に設置されています。
天草市立牛深市民病院の西側になります。

当中継局は、牛深中継局でカバーできない旧牛深市の中心部の西側をエリアとしています。この辺りは、地形が複雑なのか
東に約600m離れた辺りにも、牛深真浦中継局が設置されています。


最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。

中継局はNHK、RKK、TKUの老舗3社が1977年11月に同時開局、KKTとKABが1993年11月の同時開局です。
パンザマストにミニBOXと云うミニサテ局です。

鉄塔は全社共用、機器BOXはNHKとKABが共用、RKK・TKU・KKTが共用と云う組み合わせです。

送信アンテナは全社共用8素子リングアンテナ2段1面+8素子リングアンテナ4段1面の構成です。

受信は、NHKは送信点で12素子八木、RKKは約20m離れた地点で、12素子八木、>TKUは送信点で16素子リングアンテナ、
KKTとKABも送信点で、2社共用16素子リングアンテナです。全局、牛深中継局受けです。

2010年10月末にデジタル化されました。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。



遠景です。

 


別角度から。

 


上記画像の拡大です。(遠景)

 

ここからは、直接訪問です。


鉄塔の様子です。

 

送信アンテナは、アナログ時代と同様に、全社共用8素子リングアンテナ2段1面+8素子リングアンテナ4段1面の構成です。

 

受信アンテナです。16素子リングアンテナが上から1列、1列、2列、2列と4段あります。

資料が無く組み合わせは分かりませんが、NHKと民放とに分かれていると思われます。牛深中継局を放送波受けと思われます。
(なお、すべて未確認です。)

 


GPSです。

 


敷地の様子です。

 


機器です。2本の柱に取り付けられています。 別方向からの撮影です。

 


機器の一つに表札があります。

こちらには、各局の表示があります。

 


アナログ中継局跡と思われます。

グーグルストリートビューでは、アナ・デジサイマル時代の様子を見ることができます。鉄塔が2本並んで建っています。


投稿者様によりますと、中継局へは神社境内からではなく、別に入口があるとのことです。


こちらが入口です。

階段を登って行きます。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RKK TKU KKT KAB
チャンネル 58ch 56ch 60ch 62ch 45ch 47ch
出力 各局とも 0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RKK TKU KKT KAB
チャンネル 43ch 40ch 41ch 33ch 37ch 39ch
リモコン
出力 各局とも 0.01W

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