送 信 塔 見て歩き
熊本県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


水俣西テレビ中継局  2021年1月撮影

水俣西中継局は、水俣市汐見町2丁目の高台に設置されています。肥薩オレンジ鉄道・水俣駅のすぐ西側です。グーグルストリートビューで見ると、
水俣駅付近からも建物の間から見えます。

かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、NHKとTKUが1976年8月、RKKとKKTが1983年9月、KABが1991年1月です。(KKTの開局日がはっきりしません。)
「NHK・TKU・KAB」と「RKK・KKT」の2グループに分かれて設置されています。

送信アンテナは、グループ別に全波共用4L1段2面、受信はNHK−Gが8素子八木、Eが5素子八木2列、RKKが8素子八木、
TKUが2.4mグリッドパラボラ、 KKTが1.8mグリッドパラボラ、、KABが90CRにて、全局 金峰山基幹局受けです。

当中継局では、NHK−E・RKK・KKTの3局がアナアナ変更の対象でした。また、2010年11月末にデジタル化されました。

それでは、現在の様子を画像で紹介します。 



ふもとから見た遠景です。

 


拡大しました。

 


全景を倍率を変えて2枚。

全社共用の中継局のようです。

 

機器を角度を変えて2枚。

 

鉄塔の様子です。 角度を変えて2枚。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。 アンテナは、NHKと民放で分かれているようです。(上段がNHKと思われます。)

 


受信アンテナです。こちらもNHKと民放は別々のようです。
(こちらは、民放が上段と思われます。)

親局は、金峰山を放送波受けと思われます。

角度を変えて2枚。

 


機器のひとつを拡大しました。

表札です。 補助金が出ているようです。

監視装置のアンテナです。

 


隣接地に妙な空き地があります。 国土地理院の航空画像を確認すると、アナログ中継局があったようです。

 


付近から見た海側風景です。 画像左側の高台には、NHK水俣ラジオ中継局があります。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RKK TKU KKT KAB
チャンネル 45ch 54ch 52ch 43ch 56ch 29ch
出力 各局とも 3W

当中継局は、NHK−E・RKK・KKTの3局がアナアナ変更の対象でした。変更前のチャンネルはNHK−Eが47ch、RKKが41ch、KKTが49chでした。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RKK TKU KKT KAB
チャンネル 35ch 33ch 17ch 21ch 23ch 25ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

水俣中継局の出力がアナログ時代のUHF300Wに対して、デジタルは100Wで、通常1/10である30Wに比べ高出力のため、
当中継局では、アナログ時代の1/10の0.3Wよりも小出力に抑えられて、サービスエリアが狭くなったようです。
(ミニサテ局に格下げです。)


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