送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


長崎茂木テレビ中継局  2016年8月撮影(一部の画像は2015年11月撮影)、2020年5月撮影(遠景)

長崎茂木中継局は、長崎市茂木町にあります。長崎市中心部とは山を挟んで反対側の橘湾に面した地区です。
中継局は、茂木町中心部のすぐ西側の高台にあります。

最初にアナログ中継局の説明です。
当中継局は、老舗3社(NHK・NBC・KTN)が1981年1月、平成新局2社(NCC・NIB)が1998年3月にそれぞれ開局しています。
中継局はミニサテ局で、パンザマストは全社共用、機器はNHKと民放に分かれて設置されています。(平成新局開局時に設備を
一新し、全社共用にしたようです。老舗局のみの時代の様子は不明です。)

送信アンテナは、全社共用5素子リングアンテナ2段3面。
受信は約70m離れた地点でNHK2波とNBC共用の16素子リングアンテナ2列2段で南串山中継局受け、KTN単独の16素子
リングアンテナ2列1段で稲佐山受け、NCC単独の16素子リングアンテナで稲佐山受け、NIB単独の16素子リングアンテナ
2列2段で南串山中継局受けとなっています。

また、当中継局では、NCCとNIBがアナアナ変更の対象だったようです。

2010年12月にデジタル化されました。デジタル中継局は、アナログ中継局とは約700m離れた別の場所に設置されたようです。


それでは、画像で紹介します。

まずは、送信アンテナです。
鉄塔の様子と送信アンテナの拡大を角度を変えて2枚。

 

機器を角度を変えて2枚。

 

続いて受信アンテナです。

デジタルでは、受信点が2か所に分かれているようです。こちらは1か所目の受信アンテナです。
2015年11月撮影

 


全景です。

拡大しました。

ここにアナログアンテナが付いていたようです。

こちらは2か所目の受信アンテナです。アナログ時代には、ここから送信していたようです。

当中継局に関しては、詳しい資料が無く、受信アンテナの使用社や受信親局については未確認です。

 


付近から見た風景です。


匿名希望様より、茂木港から撮影した遠景画像が届きました。(2020年5月撮影)
ご覧ください。


遠景です。 左隅が送信点と1つ目の受信点、右側の携帯電話基地局付近にもう1か所の受信点があります。

  


拡大しました。

 


受信点でしょうか?

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 51ch 53ch 55ch 57ch 62ch 35ch
出力 各局とも 0.1W

当中継局では、NCCとNIBがアナアナ変更の対象だったようです。変更前のチャンネルはNCCが61ch、NIBが46chです。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 39ch 40ch 23ch 26ch 30ch 31ch
リモコン
出力 各局とも 0.01W

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