送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。
飯盛テレビ中継局 2017年5月撮影
飯盛中継局は、諫早市飯盛町の飯盛山にあります。
まずは、かつてのアナログ中継局の説明です。
当中継局は、NHKが1968年3月、NBCが1968年6月、KTNが1976年7月、NCCとNIBが同時に1994年8月の開局です。
また、NHKでは、1981年9月に中継局を移設し、さらに1989年11月には親局を変更しているようです。
中継局は、老舗局と平成新局の2グループに分かれています。
送信アンテナは、4L1段4面です。(グループごとに全社共用です。)
受信は、NHKが2波共用3mグリッドはパラボラにて諫早中継局受け、NBCは8素子八木2列にて稲佐山受け、
KTNは3mグリッドパラボラにて稲佐山受け、NCCとNIBは共用3mグリッドパラボラにて諫早中継局受けです。
2009年3月に、アナログと同じ組み合わせでデジタル化されています。
それでは、画像で現在の様子を中継局別に紹介します。
NHK・NBC・KTN中継局
老舗組では、デジタル局舎を新築しました。鉄塔はアナログからの継続です。
局舎と表札です。 |
こちには、民放の受信パラボラ(3m)です。
NHKは、諫早固定局からのTTL受けです。NBCとKTNは、稲佐山を放送波受けです。
鉄塔の銘板です。
NHKの受信パラボラは、NCC・NIB中継局のすぐそばです。
NCC・NIB中継局
平成新局ではアナログ中継局を、そのままデジタル化しました。
この2社、デジタルでは、なぜか親局が異なります。
送信アンテナです。 |
NIBの受信パラボラです。 |
NCCの受信アンテナです。 |
NIBは、アナログと同じく諫早中継局受けですが、NCCは稲佐山受けに変わりました。(どちらも放送波受け)受信障害でもあるのでしょうか。
ところでNCCの22素子2列の八木アンテナは、スペースダイバシティになっているようです。
モニターアンテナです。
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | NBC | KTN | NCC | NIB | |
チャンネル | 55ch | 50ch | 58ch | 60ch | 53ch | 43ch | |
出力 | 各局とも | 3W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | NBC | KTN | NCC | NIB | |
チャンネル | 24ch | 41ch | 23ch | 47ch | 45ch | 49ch | |
リモコン | 1 | 2 | 3 | 8 | 5 | 4 | |
出力 | 各局とも | 0.3W |
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