送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


畝刈テレビ中継局  2015年7月撮影

畝刈(あぜかり)中継局は、長崎市多以良町の飯盛岳にあります。2009年4月にデジタル化されました。

それでは、最初にアナログ中継局の説明です。
当中継局は、NHKなどの老舗3社の4局は1986年11月に開局し、平成新局2社(NCC,NIB)は1994年5月に開局しています。
局舎は、NHK単独、NBC・KTN共用、NCC・NIB共用の3グループに分かれています。鉄塔は全社共用です。

送信アンテナはNHKと民放に分かれています。(形式は4L1段3面、上がNHK)
受信は、老舗4局共用で3mグリッドパラボラにて諫早局受け。平成新局2社共用で1.8mグリッドパラボラにて佐世保受けとなっています。
稲佐山が至近距離にありますが、地形の関係で受信できないようです。

また、当中継局ではNIBがアナアナ変更しています。(40ch→48ch)

それでは、画像で紹介します。



遠景です。

 


アンテナ部を拡大しました。

 

鉄塔の全景と基部です。 鉄塔はアナログからの継続のようです。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。 デジタルでも2グループに分かれており、上が老舗3社(4局)、下が平成新局2社です。

 


老舗3社の局舎です。
NHKと民放2社の共用ですので、デジタル化で新築されたようです。

表札です。

 


平成新局2社の局舎です。
こちらはアナログ時代からの継続のようです。

表札です。

 

このサイドローブアンテナは、老舗3社(4局)の共用受信アンテナです。 親局は、アナログとは異なり、佐世保中継局(烏帽子山)です。
また、並んで取り付けられている19素子八木は、NBCの予備アンテナです。

 

平成新局2社の受信パラボラです。親局は佐世保中継局(烏帽子山)です。こちらは、アナログ時代と同じです。
なお、バラボラがアナログ時代からの継続使用かは未確認です。

それと、並んで取り付けられている18素子八木は、2社共用の予備アンテナです。

  


GPSです。

鉄塔の銘板です。

 


アナログ設備跡と思われます。

 


中継局への入口と表示です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 52ch 54ch 46ch 43ch 50ch 48ch
出力 各局とも 3W

当中継局では、NIBがアナアナ変更の対象でした。NIBの旧チャンネルは40chです。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 47ch 49ch 30ch 33ch 36ch 44ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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