送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


佐世保日野テレビ中継局  2016年1月撮影

佐世保日野中継局は、佐世保市日野町にあります。佐世保市日野町周辺をサービスエリアにしています。

2010年2月にデジタル化されました。


それでは、まずはアナログ中継局の説明です。

アナログ中継局の局名はNHKは佐世保日野、民放4社は日野と名乗っています。デジタルでは佐世保日野に統一されたようです。
開局は、NHKが1972年7月、NBCは1976年3月、KTNは1977年3月、NCCとNIBは1996年12月の同時開局です。

中継局は、鉄塔は全社共用、局舎はNHKと民放の2グループに分かれています。また、民放局舎はNCC・NIBの開局時に
更新されています。

送信アンテナは上から、NHK2波共用、NBC単独、KTN・NCC・NIB3社共用に分かれています。形式はすべて2L1段4面です。
3グループに分かれているのは、開局時期とチャンネルの関係と思われます。
受信は、NHKは2波共用の3mグリッドパラボラ、NBCは2.4mグリッドパラボラ、KTNは4mグリッドパラボラ、NCCとNIBは
共用の3mグリッドパラボラです。全局、相浦中継局を受けています。

ここまでの説明は、アナログのみの時代のものです。
当中継局では、KTNとNIBを除く4チャンネルがアナアナ変更の対象でした。アナアナサイマル時のアンテナの様子は未確認です。

訪問時点では、アナログ中継局は撤去済みのようです。

それでは、デジタル中継局を画像で紹介します。


鉄塔の全景です。 角度を変えて2枚。

 

送信アンテナです。 全局共用の2L1段4面です。 角度を変えて2枚。

 


局舎です。

表札です。

デジタル中継局の局舎は全社共用で新築されました。鉄塔はアナログからの継続と思われます。

 


鉄塔の受信パラボラです。 デジタルでは親局が佐世保中継局に変更されています。

 

少し離れた場所にある受信オフセットパラボラです。 角度を変えて3枚。

受信パラボラが鉄塔と少し離れた場所の2か所にあります。開局当初から2か所だったのか、開局後に離れた場所にも
設置されたのかは未確認です。また、現時点で どの局がどちらのパラボラを使用しているのかも未確認です。
(当中継局は、全チャンネルの送受信チャンネルが同じのSFN方式です。)

 


GPSです。

モニターアンテナです。

 


この空地はアナログ中継局跡と思われます。



中継局付近から見た風景です。

 


上記画像の左側を拡大しました。 富士山のような形の山は、相浦中継局がある愛宕山です。

 

中継局データ
アナログ NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 41ch 43ch 25ch 30ch 28ch 32ch
出力 各局とも 1W

アナアナ変更前のチャンネルは、NHK−G 38ch、NHK−E 40ch、NBC 42ch、NCC 34ch でした。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 42ch 40ch 22ch 34ch 38ch 16ch
リモコン
出力 各局とも 0.1W

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