送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


松浦東テレビ中継局  2013年6月、2015年1月撮影

松浦東中継局は、アナログとデジタルでは設置場所が約1km離れています。アナログは松浦市今福町東免の梶谷城址(城山公園)にあります。
一方デジタルは、松浦市今福町北免の高台にあります。
2010年12月に老舗3社(4局)がデジタル化し、NCCとNIBの2社は、2013年3月にようやく開局しました。
2013年6月の訪問時点で、まだアナログ中継局が残っていたとのことです。また、デジタル中継局は、この時はルートが不明で
遠景画像のみとのことでしたが、その後ルートが判明し2015年1月に直接訪問できたとのことです。


それでは、アナログ中継局から紹介します。 送信鉄塔は全社共用ですが、局舎・送信アンテナは個別設置です。

送信アンテナを角度を変えて3枚。

送信アンテナは4L1段1面(垂直)、上からNHK2波、KTN、NBCの順です。これはNHKとKTNの開局が1977年1月、NBCが
1983年3月だからだと思われます。(なぜNBCが後開局なのかは未確認です。)

受信アンテナはNHKとKTNは共用の3mグリッドパラボラで松浦中継局受けです。NBCは、資料では単独の3mグリッドパラボラで
郷ノ浦中継局受けとなっていますが、画像を見ると他局と同じ松浦局受けのようです。(状況は未確認です。)
なお、NHKの2波は、親局の松浦中継局が1984年3月に移転しUHF送信に変更されたのに伴い、受信チャンネルを変更しています。 この地域は電波状況が複雑なようですね。

 


鉄塔を見上げて見ました。

2つのパラボラは同じ向きです。

中継局の全景は、樹木に阻まれ撮影できないようです。

 


NHK局舎と表札です。

 


NBC局舎と表札です。

 


銘板です。
KTNの局舎は資料では、鉄塔に取り付くBOXタイプのようですが、撤去済みなのか写っていないようです。
上記画像を見ると、鉄塔の横桟にボルト穴があります。そこにKTNの局舎があったと推察します。

 


デジタル中継局の画像です。最初は2013年撮影の遠景です。

遠景画像ですのでハッキリしませんが、送信アンテナは2段のようです。チャンネル構成から見て、ローチャンネルとハイチャンネルの2つに分かれているようです。

 


ここからは、2015年1月撮影の直接訪問の画像です。


遠景です。

 

鉄塔の様子です。

 


送信アンテナを角度を変えて3枚。

 

局舎と表札です。 表札には、後から開局のNCCとNIBの表示がありません。

 


鉄塔基部です。

ここにも機器があります。これがNCCとNIBの機器かもしれません。

鉄塔の銘板です。

 


ケーブルの引き出し口とGPSです。

少し別角度から。

 


民放の受信アンテナは、鉄塔にあります。

NHKの受信アンテナは、少し下ったところです。

そのケーブル埋設杭と思われます。

親局は、どちらも松浦中継局のようです。


風景です。2013年6月の撮影です。


 


 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 NBC KTN
チャンネル 55ch 53ch 57ch 49ch
出力 各局とも 1W

NCCとNIBは、アナログでは中継局を設置していません。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 23ch 13ch 15ch 47ch 49ch 45ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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