送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
     
匿名希望様提供の画像で紹介します。
東彼杵テレビ中継局 2015年8月撮影
東彼杵中継局は、東彼杵郡川棚町の白岳にあります。大村市、東彼杵郡東彼杵町 / 川棚町の各一部をエリアにしています。
   
当中継局はアナログ・デジタルともNHKのみの開局です。2010年9月にデジタル化されました。
それでは、最初にアナログ中継局の説明です。
開局は1984年12月です。送信アンテナは6L2段1面+4L1段1面+1.8mグリッドパラボラです。(2波共用)
   
送信アンテナの形状が特殊ですが、サービスエリアが複雑なんでしょうか。アナログ中継局は撤去済のようで、
アンテナの様子が見られず残念です。
受信は共用の2.4mグリッドパラボラで、諫早中継局受けです。
  
距離が近い佐世保中継局を親局にしていないのは、混信があるからだと思われます。(ただし未確認です。)
  
デジタルでは、佐世保中継局を親局にしています。(放送波受け)
それでは、デジタル中継局を画像で紹介します。

ふもとから見た白岳の遠景です。

中継局辺りを拡大しました。
|  中継局の全景です。 |  鉄塔です。 | 
鉄塔には、送信アンテナのほかプレートパラボラ、オフセットパラボラがあります。
|  |  |  | 

この面のアンテナは小さいです。アナログと同じように指向性があるようです。
|  局舎です。二棟あります。右は、蓄電池局舎です。 |  送信機などがある局舎の拡大です。 |  別角度から。 | 

表札です。
ん、固定局併記になっていますね。固定局については、このあと説明します。
|  鉄塔には2種類のパラボラがあります。 |  こちらは佐世保中継局放送波受けのオフセットパラボラです。 |  別角度から。 | 
|  プレートパラボラもあります。 |  別角度から。 | 
送信アンテナ下の90cmプレートパラボラは波佐見中継局向けの送信用です。
東彼杵中継局には、表札にあるようにTTL固定局が併設されています。2009年7月末から運用しています。
 
日付を見てお気付きかと思いますが、固定局が中継局よりも先に開局しています。
 
これは、対向先の波佐見中継局の開局(2009年8月)を優先させたためと思われます。
|  GPSです。 |  モニターアンテナです。 | 
|  鉄塔基部です。 |  銘板です。 | 
|  |  | 

中継局付近から見た風景です。
中継局データ
| アナログ | NHK総合 | NHK教育 | |||||
| チャンネル | 26ch | 28ch | |||||
| 出力 | 各局とも | 30W | 
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
| デジタル | NHK総合 | NHK教育 | |||||
| チャンネル | 42ch | 40ch | |||||
| リモコン | 1 | 2 | |||||
| 出力 | 各局とも | 3W | 
Copyright ©2015 mitearuki. All rights reserved.