送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。
郷ノ浦テレビ・FM中継局 2018年11月撮影
匿名希望様より2013年に続き2018年撮影の画像の提供を受けました。比較しながら紹介します。
なお、前回訪問(2013年)の画像はこちらからどうぞ。 設備の説明は2013年のほうが詳しいです。
郷ノ浦中継局は九州の北方、玄界灘に浮かぶ「壱岐島(いきのしま)」の「岳の辻(たけのつじ・標高213m)」にあります。
ここは低山ですが壱岐の最高峰です。
当中継局は、まず1964年6月にNHK2波とNBCが開局し、1977年5月にKTN、1990年3月にNCC、1991年12月にNIBが順次開局
しています。また、デジタル中継局はNHKが2008年12月に、民放4社は2009年4月に、それぞれ開局しています。
壱岐島では、郷ノ浦中継局が唯一デジタル化されたテレビ中継局です。
2018年撮影 |
2018年撮影 |
2013年撮影(←中央画像と比較のため掲載) |
全景です。
以下の画像で撮影日が無いものは今回(2018年11月)撮影のものです。
NHK デジタル・FM 中継局
送信アンテナの拡大です。上部・デジタル、下部・FM
2018年撮影 |
2018年撮影 |
2013年撮影 |
2013年の画像と比較するとアンテナが1段分撤去されています。2013年11月時点ではアナログアンテナが残っていたようです。
局舎です。 |
表札です。 |
局舎屋上のパラボラです。
NHK石盛山固定局受けパラボラと思われます。 |
鉄塔基部です。 |
局舎です。 |
前回訪問で、さらに下方に見えていたパラボラは、NHKの受信鉄塔の上段のパラボラだったようです。
スペースダイバシティで石盛山固定局受けと思われます。
NHKでは、局舎鉄塔のパラボラと合わせて2か所で受信しているようです。(未確認です。)
民放 デジタル中継局
全景です。 |
鉄塔の拡大です。 |
民放側は、2013年とは大きな変化はありません。
こちらは、KTNとNIB2社の厳原向けTTLパラボラと思われます。 |
銘板です。(2社しか記載がありません。) |
資料によると、NBCとNCCの厳原中継局への番組伝送は放送波のようです。
別角度からの厳原向けパラボラです。手前・民放2社、奥・NHK
民放の石盛山固定局受けパラボラ(上段) |
左記パラボラを別角度から。 |
銘板です。 |
民放の石盛山固定局受けパラボラ(下段) |
左記パラボラを別角度から。 |
このパラボラは、資料を読み解くと民放4社共用の石盛山固定局TTL受けスペースダイバシティと思われます。
事情がよくわかりませんが、受信は4社共用なのに厳原向け送信は、一部の社のみTTLです。
なお、資料の記述が判りにくくハッキリしない部分があります。
最後に付近の業務アンテナです。
中継局データ
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
NHK−FM 83.3MHz 100W
コミュニティFMデジタル | NHK総合 | NHK教育 | NBC | KTN | NCC | NIB | |
チャンネル | 36ch | 49ch | 41ch | 20ch | 38ch | 45ch | |
リモコン | 1 | 2 | 3 | 8 | 5 | 4 | |
出力 | 各局とも | 30W |
©2019 送信塔見て歩きWeb