送 信 塔 見て歩き
北九州市 (皿倉山)


NHKテレビ(アナログ・デジタル)・FM基幹局  2010年5月撮影
CROSS FM中継局

NHK基幹局は広場の中心近くにあります。(広場上に鉄塔があるのは放送関係ではNHKのみです。)
したがって、どの方向からも撮影できます。局舎は広場の南側の隅です。

NHK北九州放送局では、テレビ放送開始当時に放送会館の移転新築が予定されていたため、(テレビ放送
開始当時時は小倉放送局)本格的なテレビ放送設備を整備しませんでした。そのため、ニュース送出の際は
編集した素材をその都度、皿倉山の山頂まで運び放送していたとのことです。この状態は、新放送会館完成の
1966年3月まで続いたそうです。また、北九州放送局は、2003年8月にさらに移転しています。
福岡県のさとみ様かせ情報をいただきました。ありがとうございます。

  
全景です。                       局舎です。
NHK鉄塔は、以前は赤白だったものが、シルバー色に変わっています。

 


2006年8月撮影のものです。(U様提供)
 


鉄塔の全景です。     先端はデジタルアンテナです。 その下は、総合・教育共用アナログテレビ。    別角度から2枚。

鉄塔先端のアンテナは、デジタル化以前はアナログ総合用のST6段が取り付けられていました。
2005年12月にSTが取り外され、2日後にデジタルアンテナが取り付けられたということです。
また、FMは下関方向には出力を抑えてあります。(情報提供・さとみ様)

 

  
一番下は。FMです。           ラックには、八木アンテナが多数あります。

 

北向きのパラボラです。 こちら向きの3基は、北九州放送局向き、左向きは、行橋向き。

 

 
鉄塔基部です。                            低い位置に南向きの大きなパラボラです。

大きなグリッドは、九千部山に向いているように見えますが、予備受信アンテナかは未確認です。
(民放にも九千部山向けのパラボラがあります。)

 

 

局舎と鉄塔を結ぶラックです。間に歩道があります。      借用標識です。

 

裏側から見た局舎です。 ここにもパラボラがあります。左の2基は行橋向けのようです。

 


FPUです。

局舎東面にもパラボラがあります。

 


山頂には、行政系と思われるパラボラ鉄塔などもあります。 まとめて紹介します。なお、所属が不明なため、説明はありません。

 

放送所・中継局データ(アナログ)

放送局名 空中線形式 チャンネル・
周波数
出力
NHK 北九州総合テレビ 2L4段4面 6ch 1KW
NHK 北九州教育テレビ 総合と共用 12ch 1KW
 
NHK−FM SG4段3面、2段1面 85.7MHz 250W
CROSS FM NHKと共用 77.0MHz 250W

放送所データ(デジタル)

放送局名 空中線形式 チャンネル(リモコン) 出力
NHK 北九州総合テレビ

40ch  (3)

1KW
NHK 北九州教育テレビ

42ch  (2)

1KW

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