送 信 塔 見て歩き
福岡県 ・ 中継局
匿名希望様と山口県のU様提供の画像で紹介します。
大牟田テレビ・FM中継局 2012年7月、2013年5月、10月撮影など
大牟田甘木テレビ中継局 併設 提供者・撮影日のない画像は、匿名希望様提供の2012年7月撮影です。
遠景です。 2013年10月撮影 U様提供
大牟田中継局は、市内北部の甘木山(標高123m)にあります。九千部山の電波が届かない福岡県南部地域をカバーしています。
2007年6月にデジタル化されました。
熊本県や海を挟んで佐賀県に隣接しているため、アナログ時代には熊本県北部や有明海沿岸部でも当中継局へアンテナを
向けている世帯が多かったようです。デジタル化後の状況については未確認です。
全景です。
アナログ時代の中継局は、NHK ・ TVQ ・ FM福岡 ・ CROSS FM で共用、RKB ・ KBC ・ TNCで共用、FBSは単独の 3グループでした。
NHK鉄塔の送信アンテナは、上にNHK2波共用、下にTVQ単独の、それぞれ4L2段4面でした。(FMアンテナについては後述)
民放3社の鉄塔には、上にRKB単独、下にKBCとTNC共用の、それぞれ4L2段4面が付いていました。
単独設置のFBSは、4D3段4面と云うあまり見かけない形式の送信アンテナを設置していました。
受信アンテナは、NHKは個別に久留米受け4mプレートパラボラ、RKBとKBCはそれぞれ3mグリッドパラボラで久留米受け、
TNCは九千部固定局受け(放送波受けの予備パラボラあり)、FBSは3mグリッドパラボラ(←TNCの予備パラボラと共用かも?)、
TVQは3mグリッドパラボラでした。
デジタル化に際して、TVQはNHK中継局から移転、FBSは中継局を解体・撤去し、RKBなどの中継局に同居し5社共用になりました。
デジタル中継局の局舎・鉄塔は、NHK・民放ともアナログ時代からの継続使用です。
また、一部エリアに長崎・稲佐山からのデジタル混信が発生し、NHK教育のみ「大牟田甘木中継局」として弱い出力で電波を出しています。
それでは、中継局別に画像を紹介します。
NHKデジタル・FM中継局&民放FM中継局
全景です。 2013年5月撮影 U様提供
鉄塔の拡大です。 |
デジタルアンテナの拡大です。 |
FMアンテナの拡大です。 |
この3枚は、2013年5月撮影です。 U様提供
表札です。 2013年10月撮影 U様提供
GPSです。
民放5社デジタル中継局
2013年10月撮影 U様提供
GPSを別角度から。 2011年9月撮影 U様提供
モニターアンテナです。
FBSアナログの跡地のようです。 |
民放鉄塔の遠景です。 |
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | RKB | KBC | TNC | FBS | TVQ |
チャンネル | 53ch | 50ch | 61ch | 58ch | 55ch | 43ch | 19ch |
出力 |
各局とも | 100W |
アナログとデジタルのサイマル放送中はFBSとTVQの2局はデジタル混信対策で、他チャンネルの
3倍出力の300Wで送信していたようです。
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
NHK−FM 85.8MHz 30W
FM福岡 87.0MHz 30W
CROSS−FM 87.8MHz 30W
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | RKB | KBC | TNC | FBS | TVQ |
チャンネル | 17ch | 13ch | 30ch | 31ch | 29ch | 21ch | 26ch |
リモコン | 3 | 2 | 4 | 1 | 8 | 5 | 7 |
出力 | 各局とも | 10W |
大牟田甘木中継局
デジタル | NHK教育 | ||||||
チャンネル | 50ch | ||||||
リモコン | 2 | ||||||
出力 | 3W |
NHK教育のみ、デジタル混信対策局「大牟田甘木局」として、50ch 3Wで送信されています。(2011年11月開局)
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