送 信 塔　見て歩き
福岡県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。

福岡県嘉麻市の山田地区（旧 山田市）は起伏がある地域で、多数のアナログミニサテ局が設置されていましたが、
デジタルでは筑前山田中継局のみで、これらの地域をカバーできるため、以下で紹介する中継局はデジタル化
されずに廃局になりました。

下山田テレビ中継局　　２０１０年８月撮影

下山田中継局は、嘉麻市下山田の梅林公園にあります。

全景です。

見上げてみました。

送信機ボックスには表札があります。

こちらは、電源機器でしょうか。

送受信アンテナは全社共用で、それぞれ８素子リングアンテナ３段１面と１６素子リングアンテナ２列１段です。
山田局を受けています。

中継局データ

当中継局は、デジタル化されず２０１１年７月２４日をもって廃局になりました。

上山田テレビ中継局　　２０１０年８月撮影

上田中継局は、嘉麻市上山田にあります。旧山田市の中心近くです。

遠景です。

送信アンテナを拡大しました。

送信アンテナは、ＫＢＣとそれ以外の２グループです。（ＫＢＣが上、別なのは送信チャンネルの関係と思われれます。）
構成は８素子リングアンテナ２段２面（南向き）＋１２素子リングアンテナ１段２面（北向き）です。

一方、受信アンテナは、鉄塔下部にあるものは１２素子リングアンテナで、山田局を受けています。
ＮＨＫ−Ｅ、ＲＫＢ、ＴＮＣ、ＦＢＳの４チャンネルが使っています。
では、残るＮＨＫ−ＧとＫＢＣは何処かといえば、約５０ｍ離れた所にある３ｍグリッドパラボラで行橋局を受けています。
何と、送受信チャンネルが同一です。
何で、こんな事をしているのか考えましたが、上位局の問題かと思います。（ＮＨＫ−ＧとＫＢＣの山田局の
上位局は嘉穂局で３段中継になるため、２段中継にとどめたかったと想像します。←他の山田局の上位局は
全部ではありませんが、皿倉山です。）

山田局の受信親局がチャンネルによって違うのは、該当ページで考察します。

中継局データ

ＴＶＱは開局しませんでした。 当中継局は、デジタル化されず２０１１年７月２４日をもって廃局になりました。

山田日吉テレビ中継局　　２０１１年２月、２０１３年７月撮影

２０１１年

２０１３年

送信アンテナは、５素子リングアンテナ２段１面＋３段１面が２グループに分かれています。
チャンネルの関係なのか、上がＲＫＢ・ＴＮＣ・ＦＢＳ、下がＮＨＫ２波とＫＢＣです。
受信アンテナは、全社共用で１６素子リングアンテナ１列１段です。山田局を受けています。

２０１３年７月時点でまだアナログ設備が残っています。

中継局データ

ＴＶＱは、アナログ中継局を設置していません。
当中継局は、デジタル化されず２０１１年７月２４日をもって廃局になりました。

山田原町テレビ中継局　　２０１１年２月撮影

山田原町中継局は、嘉麻市上山田にあります。

送受信アンテナは全社共用で、それぞれ８素子リングアンテナ２段４面と１６素子リングアンテナ２列２段です。
山田局を受けています。

中継局データ

当中継局は、デジタル化されず２０１１年７月２４日をもって廃局になりました。なお、ＴＶＱは開局しませんでした。

山田尾浦テレビ中継局　　２０１１年２月撮影

山田尾浦中継局は、嘉麻市上山田にあります。

送信アンテナは、ＮＨＫが２Ｌ１段２面、民放は４Ｄ１段２面です。

ＮＨＫは１．８ｍグリッドパラボラで、民放は共同で１６素子リングアンテナで、それぞれ山田局を受けています。

中継局データ

当中継局は、デジタル化されず２０１１年７月２４日をもって廃局になりました。なお、ＴＶＱは開局しませんでした。

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