送 信 塔 見て歩き
福岡県 ・ GF中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


うきは市内ギャップフィラー中継局  2013年1月撮影

うきは市は2005年3月に浮羽郡の吉井町と浮羽町とが合併して誕生しました。久留米市、朝倉市、八女市、大分県日田市に隣接しています。
このうち「ギャップフィラー中継局」(以下、GF局)が設置されているのは、大分県日田市に隣接する地域です。
地理的条件によりデジタルテレビに受信障害が発生していますが、放送局側での中継局設置が予定されていなかったため、うきは市が
免許人となり2010年6月にGF局が開設されました。
開局したのは袋野、虹峠、束川の3中継局です。対象世帯は3局合わせても56世帯です。九州で初めてのGF局だそうです。

今回、当ページの原稿を作るにあたり総務省の「無線局免許情報」で検索したところ、GF局は既に全国各地の679か所で開局して
いるようです。(なぜか、今のところ北陸3県には1か所もなく残念です。以前、富山県内でも動きがあったようですが、沙汰やみの
ようです。) ほとんどが地元自治体か町内会組織が免許人ですが、変わったところでは、「東京証券取引所」「デジタルラジオ推進協会」
「豊橋技術科学大学」さらには「法務省」というものもあります。また、一部民間企業も免許人となっています。
このうちデジタルラジオ推進協会は地下街向け、企業・団体は自社ビルが受信障害の原因で開局しているようです。

余談はこれくらいにして、中継局を順番に見ていきます。市街地に近い側から紹介します。


袋野中継局

袋野地区をエリアにしています。 受信点は未確認だそうです。

全景を角度を変えて2枚

 


送信アンテナです。

機器です。

 


表札を拡大しました。

 


付近から見た風景です。

 


虹峠中継局

小谷、三春地区をエリアにしています。 受信アンテナは、束川局と共用で、両者の中間地点にあります。
親局は杷木中継局と思われます。


全景です。

送信アンテナです。

 


別角度から。

機器です。

 


表札を拡大しました。

続いては、受信ポイントです。
当局と次に紹介する束川局共用の受信アンテナです。

 


機器と表札です。

 


受信ポイント近くから見た風景です。

 


束川(そっこう)中継局

山間の束川地区をエリアにしています。 受信点は虹峠局と共用です。


鉄塔を見上げてみました。

送信アンテナです。

 


機器です。

表札を拡大しました。

 


当地域は、筑後川を挟み大分県日田市と隣接していますので、もしかしたら福岡県の放送よりも大分県の放送が受信しやすい地域なのかもしれません。
56世帯のために3つも中継局の設置が必要だと放送局側では対応しづらいですね。

 

中継局データ

デジタル NHK総合 NHK教育 RKB KBC TNC FBS TVQ
チャンネル 28ch 22ch 30ch 31ch 34ch 32ch 26ch
リモコン
出力 各局とも

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