送 信 塔 見て歩き
福岡県 ・ 中継局
匿名希望様と山口県のU様提供の画像で紹介します。
北九州丸山テレビ中継局 2011年7月、2012年7月、2015年5月撮影
北九州丸山中継局は、北九州市門司区の三角山にあります。アナログ・デジタルともNHKと民放各社は別々に整備しています。
2011年7月撮影の遠景です。左が民放、右がNHKと思われます。 U様提供
最初にアナログ中継局の説明です。NHKと民放は別々に設置されています。送信アンテナは、どちらも2L1段3面です。
NHK2波共用、民放側もRKBとTNCが共用、KBCとFBSが共用です。(分かれているのは、送信チャンネルの影響と
思われます。上がRKBのグループ)
当中継局では、NHK−Gのみアナアナ変更の対象でした。(42ch→49ch)
なお、デジタル化で上記のアンテナ構成は変わっていると思われます。
また、アナログでは受信親局とルートが複雑です。順番に説明します。
NHK−Gはメインに田野浦固定局(1.8mPU)、サブに皿倉山放送波(8素子八木1列2段)。
NHK−Eは皿倉山放送波(8素子八木1列2段)のみ。
RKBはメインに田野浦固定局(3mPU)、サブに皿倉山放送波(8素子八木1列1段)。
KBCはメインに田野浦固定局(3mGU)、サブに皿倉山放送波(8素子八木2列1段)。
TNCはメインに皿倉山固定局、サブに皿倉山放送波(8素子八木2列1段)。
FBSはメインに田野浦固定局、サブに田野浦放送波(3mGU)を受けています。
なお、民放各社はRKBが1983年7月に、他の3社は1992年3月に親局を固定局(SHF波)メインに変更しています。
受信アンテナ形式もバラバラです。
それでは、2012年7月撮影の匿名希望様提供の画像から紹介します。
最初はNHKです。
アナログ局舎です。
続いては、デジタル中継局です。
局舎です。 |
表札です。 |
アンテナは、アナデジ共用と思われます。
続いては、民放中継局です。まずはアナログから。
見上げてみました。 |
受信アンテナです。 |
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続いて民放デジタル中継局です。
局舎です。 |
表札です。 |
送信アンテナです。
ここからは、U様提供の2015年5月撮影画像です。
アナログ設備は、すべて撤去済みと思われます。
まずは、NHKからです。
鉄塔です。 |
デジタル送信アンテナです。 |
デジタル局舎です。 |
表札です。 |
受信パラボラです。 |
GPSです。 |
北九州丸山中継局への番組伝送ルートは、NHK・民放とも全局北九州田野浦中継局からのTTLです。
また、画像を見るとNHK鉄塔には八木アンテナも見えます。
続いて民放です。
鉄塔です。 |
デジタル送信アンテナです。 |
デジタル局舎です。 |
表札です。 |
受信パラボラです。 |
GPSです。 |
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | RKB | KBC | TNC | FBS | |
チャンネル | 49ch | 46ch | 56ch | 60ch | 62ch | 54ch | |
出力 |
各局とも | 3W |
TVQはアナログでは開局しませんでした。
アナログテレビ放送は、2011年7月24日をもって放送を終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | RKB | KBC | TNC | FBS | TVQ |
チャンネル | 40ch | 42ch | 30ch | 31ch | 29ch | 32ch | 27ch |
リモコン | 3 | 2 | 4 | 1 | 8 | 5 | 7 |
出力 | 各局とも | 0.3W |
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