送 信 塔 見て歩き
福岡県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


北九州伊川テレビ中継局  2012年12月、2016年2月撮影

北九州伊川中継局は、北九州市門司区猿喰の高台にあります。2009年12月にデジタル化されました。
アナログ時代の民放各社の局名は単に「伊川」でしたがデジタル中継局では、全社「北九州伊川」と名乗っているようです。

最初にアナログ中継局の説明です。
当中継局の開局は、NHKが1976年9月、民放4社が1984年12月です。TVQはアナログでは開局しませんでした。
(デジタルでは開局しています。)

送信アンテナは、全社共用鉄塔にNHKと民放は別々に4L1段2面(垂直)です。(上がNHK)
受信アンテナも、NHKと民放は別々に2.4mグリッドパラボラにて松ヶ江局を受けていました。

それでは画像で紹介します。はじめは2012年12月の画像です。(進入路が不明なため遠景画像のみとのことです。)
角度を変えて2枚。

画像を見る限り、写っているのはデジタル中継局のみで、アナログ設備は撤去済みのようです。


続いて2016年2月撮影の直接訪問の画像です。

デジタル中継局は全社共用で設置されました。上記、遠景画像で予想した通り、アナログ設備は撤去済みです。
鉄塔を角度を変えて2枚。

 

鉄塔上部の送受信アンテナを拡大。角度を変えて2枚。

 

送信アンテナはチャンネルの関係からか、上から「NHK2波共用」 「RKB・KBC・TNC共用」「FBS・TVQ共用」の
3グループに分かれています。形式は4L1段2面(垂直偏波)です。
角度を変えて2枚。

 


受信は、オフセットパラボラにて松ヶ江中継局受けです。

当中継局までの伝送ルートは全社共通で、皿倉山 → 寺内 → 松ヶ江 → 北九州伊川です。
(一部の区間では局により放送波とTTLに分かれています。)

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


表札です。

GPSです。

  


左 ・ 鉄塔基部 と 上 ・ 鉄塔にある銘板です。

 


アナログ中継局跡と思われます。別方向から2枚。

 


中継局への道のりです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RKB KBC TNC FBS
チャンネル 58ch 61ch 55ch 53ch 50ch 19ch

出力

各局とも

0.5W

アナログではTVQは開局しませんでした。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RKB KBC TNC FBS TVQ
チャンネル 48ch 51ch 37ch 38ch 45ch 15ch 28ch
リモコン
出力 各局とも

0.05W


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