送 信 塔 見て歩き
福岡県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


立花口テレビ中継局  2011年9月、2012年8月、2016年2月撮影

立花口中継局は、福岡市に隣接する糟屋郡新宮町の前岳(標高160m)にあります。2010年5月にデジタル化されました。

機器です。手前がアナログ、奥がデジタルと思われます。

 

訪問はアナログテレビ放送終了後でしたが、まだ設備は残っているようです。

最初にアナログ中継局の説明です。

TVQ以外の局の開局は1979年6月です。TVQが開局したのは1995年2月です。 設備は、各社共用のミニサテ局です。
TVQ開局に合わせてなのか、直前の1994年末から翌年2月にかけて設備を更新しています。

送信アンテナは、全局共用の3素子リングアンテナ3段1面+5素子リングアンテナ3段1面(垂直偏波)です。
機器は、NHKとTVQが共用、他の民放4社が共用の2グループに分かれています。どちらも鉄塔に取り付けられています。

受信は、TVQを除く各局は、約100m離れた地点で16素子リングアンテナ4列で宗像中継局受けです。TVQは、送信点で
12素子リングアンテナにて宗像中継局を受けています。
ただし、現状の様子は上記とは異なっているようです。

それでは、画像で紹介します。


まずは、アナログ中継局です。


鉄塔です。

機器です。

送信アンテナは、3素子リングアンテナ3段1面+
5素子リングアンテナ3段1面です。

手元の資料では、TVQ以外の各局は離れた場所で、親局である宗像中継局の電波を受信していることになっていますが、
形式から見て、アナログ終了時点では鉄塔のリングアンテナで全局受けているようです。

また、機器もTVQのものは単独のボックスに収容されているようです。

 


TVQの送信機器です。

こちらは電源設備と思われます。

続いて、デジタル中継局です。


デジタル鉄塔です。

デジタル機器です。銘板に長い文字列があります。

デジタル中継局は、何かの補助事業で整備されたようです。(機器に表示が見えます。)
なお、デジタル用の受信アンテナが鉄塔にないので、こちらは、別の場所で受信しているものと思われます。


2012年8月撮影のデジタル受信アンテナの画像が届きました。ご覧ください。


山頂の北東側(?)数十メートルの場所にあるようです。

ここは、かつてのアナログ受信点なのかもしれません。(未確認です。)


2016年2月撮影の画像が届きました。今回訪問するとアナログ設備は、すべて撤去済みだったとのことです。

再掲載の形になりますが、ご覧ください。


ふもとから見た遠景です。

 


こちらは、ふもとからの様子です。

鉄塔の様子です。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。

 

機器です。角度を変えて2枚。右画像は合成です。

 


さらに鉄角度から。

携帯電話システムを利用した通報装置のアンテナです。
NHKと民放の2本あります。

 


少し離れた位置から見た鉄塔基部です。アナログ鉄塔は撤去済みです。


こちらは、離れた場所にある受信アンテナです。 角度を変えて2枚。

 


受信アンテナの向いている方向です。

 


立花口の街並みです。(合成)

 

中継局への案内板などです。

 



また、中継局付近には三角点もあるようです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RKB KBC TNC FBS TVQ
チャンネル 52ch 44ch 38ch 48ch 46ch 36ch 50ch

出力

各局とも

0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RKB KBC TNC FBS TVQ
チャンネル 28ch 22ch 30ch 31ch 34ch 32ch 26ch
リモコン
出力 各局とも

0.01W


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