送 信 塔 見て歩き
徳島県 ・ 中継局
N様提供の画像で紹介します。


池田馬路テレビ中継局   2025年10月撮影

池田馬路中継局は、三好市池田町シンヤマの高台に設置されています。現在は三好市となっている旧三好郡池田町の
中心部から南西方向の山間地です。 当中継局は、NHK単独設置です。
なお、すぐ北側には四国放送(JRT)池田ラジオ中継局が設置されています。

事情が分かりませんが、当地にはアナログ時代、NHKとJRTの池田白地中継局が設置されていましたが
廃局となり、デジタル新局としてNHK単独の中継局が設置された形です。
(サービスエリアや出力に継続性が無いようです。)

2009年6月25日にロードマップが修正されていますので、最初は置局不要となっていたものが、
NHKでは安定受信を確保のため設置され、JRTは自力建設困難で設置されなかったようです。

ここで、アナログ時代に設置されていた池田白地中継局について書いておきます。
開局は、NHKが1970年11月、JRTが1979年12月です。共用なのか、別々の設置なのかがハッキリしません。
(開局時期から見て別々だったように思われます。)
国土地理院が所有する古い航空画像を見ても、当中継局をハッキリとは確認できませんでした。

送信アンテナは、個別の90CR1段1面(NHKはGが上段)
受信は、NHKは個別の5素子八木2列2段、JRTは8素子八木2列1段にて、全局池田中継局受けです。

また、当中継局は3チャンネルともアナアナ変更の対象でした。

デジタル中継局は2010年5月に開局しています。


それでは、N様提供の画像で現在の様子を紹介します。


池田中継局がある山中からの遠景です。

 


拡大しました。 赤白鉄塔はJRT池田ラジオ中継局です。
当テレビ中継局は、その鉄塔の足元に写っています。

拡大しました。
 

 

ここからは、直接訪問の画像です。


全景です。

固定局ではないかと思われた方は、かなりのマニアです。


別角度から。

 

送信鉄塔を角度を変えて2枚。

当中継局では、このグリッドパラボラが送信アンテナとして機能しています。

 


送信アンテナの拡大です。

こちらは、A−PABのエリアマップです。 ピンクが当中継局のサービスエリアです。
中央構造線に沿った細長い地域をカバーしています。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


表札です。間違いなくテレビ中継局です。

銘板です。

 


ラックです。GPSや監視機器用アンテナもあります。

モニターアンテナです。

 

こちらか親局受信のオフセットパラボラです。池田中継局放送波受けと思われます。 角度を変えて2枚。

受信アンテナは、送受信チャンネルが同一なため、大掛かりな遮蔽板で囲まれています。

徳島県のデジタルテレビチャンネルを見ると、多数の中継局が眉山の親局と同一です。

 


監視機器用のアンテナです。
GPSが2か所にあります。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 JRT
チャンネル 37ch 42ch 33ch

出力

各局とも 1W

アナログテレビ中継局は、2011年7月24日をもって終了しました。(上記は、池田白地中継局のデータです。)

当中継局は、アナアナ変更の対象でした。変更前のチャンネルはNHK−Gが47ch、Eが49ch、JRTが39chです。


デジタル NHK総合 NHK教育
チャンネル 34ch 40ch
リモコン
出力

各局とも

1W


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