送 信 塔 見て歩き
山口県 ・ 中継局
一部、山口県のU様提供の画像で紹介します。


防府富海テレビ中継局 2010年5月撮影 (2016年5月撮影・提供画像)

防府富海(ほうふとのみ)中継局(アナログKRY中継局の名称は「富海」、デジタルでは、防府富海に統一されたようです。)は、
基幹局がある大平山のふもと、瀬戸内海に面した海岸にあります。
基幹局から近い位置ですが不感地帯のようです。アナログとデジタルの中継局は、数十メートル離れて建っています。

当中継局は、1978年7月に開局しています。また、2010年3月にデジタル化されました。
アナログ・デジタルとも、NHKとKRYのみの中継局です。TYSとYABは、映るのか??。

最初は、当方撮影の2010年5月の様子です。


西側から見た全景です。右側手前がデジタル、左奥がアナログです。

 


両機器です。


アナログ中継局から紹介します。


アナログ中継局の全景です。

送信アンテナは、8素子4段2面のリングアンテナです。

少し別角度から。 NHK2波とKRY共用です。

 


見上げてみました。下段は受信アンテナです。

左の8素子は、NHK−GとKRY共用、右の5素子は、NHK−Eです。


別角度から。 全局とも大平山基幹局受けです。

アンテナ方向を見ますと、送受信が同じ向きですので、大平山のふもとをエリアにしているようです。

 


機器部です。局名が分かるものはありません。
 


続いてデジタル中継局です。


デジタル中継局の全景です。2010年3月開局です。

鉄塔を拡大しました。

 

デジタルでは、送信アンテナはNHKとKRYは別々です。上がNHK2波共用、下がKRYです。 形式は、アナログと同じです。
角度を変えて3枚。

当中継局は、アナログでは水平偏波ですが、デジタルでは垂直偏波となっています。チャンネルが切迫しているのでしょうか。

 

機器部を角度を変えて2枚。

 


機器に社名があります。 こちらはNHKです。

KRYです。

 


3波共用の16素子リングアンテナ、大平山受けです。

銘板があります。

  


防波堤に登って振り返ると、大平山の基幹局が見えました。

 


中継局は海岸のすぐ前です。 近くに海水浴場もあるようです。


U様より、2016年5月撮影のアナログ中継局撤去後の画像が届きました。紹介します。


全景です。アナログ鉄塔は撤去済みです。 代わり(?)にスピーカー鉄塔が設置されています。

 


送信アンテナ(左)です。 受信アンテナ(右)です。

 


機器です。

中央は、NHK機器の拡大です。
右は、KRY機器の拡大です。

デジタル中継局には、特に変化は無いようです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 KRY
チャンネル 58ch 61ch 55ch
出力 各局とも 0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 KRY
チャンネル 36ch 44ch 52ch
リモコン
出力

各局とも

0.01W

防府富海中継局は、アナログ・デジタルともNHKとKRYのみの送信です。


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