送 信 塔 見て歩き
山口県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


佐連テレビ中継局  2021年6月撮影

佐連(され)中継局は、山口県の東部、瀬戸内海に浮かぶ周防大島(屋代島)の南側、対岸の沖家室島(おきかむろじま)とを
結ぶ、 沖家室大橋の北側高台(佐連山への登山道入口から登ってすぐの所)に設置されています。

当中継局は、アナログでは、NHKのみの開局でしたが、デジタルではKRYが加わりました。(TYS・YABは未開局ですが、
海を挟んだ対岸は愛媛県ですので、松山基幹局の電波が容易に届く地域と思われます。)
また、未確認ですがデジタル中継局は、アナログ中継局の場所から少し西側へ移動したようです。 

まずは、かつてのアナログ中継局の説明です。

開局は、1973年2月です。送信アンテナは、90CR1段2面(垂直偏波)、
受信は、送信点で90CR1基にて東和中継局受けです。

当中継局は、NHK−Eがアナアナ変更の対象だったようです。

それでは、画像で中継局を紹介します。



遠景です。

 

鉄塔の様子を角度を変えて2枚。 辺りは樹木に覆われ、なかなか撮影が難しそうです。

 


こちらは、離れた位置からの撮影です。
さらに角度を変えて、もう1枚。

 


送信アンテナは、アナログ時代と同様に90CR1段2面です。
(全社共用・垂直偏波)

送信アンテナとしては珍しい素子がむき出しです。 角度を変えて2枚。

  

局舎を角度を変えて2枚。

 


表札です。

 

上段の1.2mプレートパラボラは、NHKの2波共用東和固定局TTL受けです。

下段の1.8mグリッドパラボラは、KRYの東和中継局放送波受けです。

 


ラックです。

GPSです。

  

引き込み部とモニターアンテナです。

 

鉄塔基部の様子と銘板です。
 


登山口です。道しるべがあります。

 

登山道の様子です。
  


付近から見た風景です。沖家室大橋が見えます。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育
チャンネル 56ch 61ch
出力 各局とも 0.5W

NHK−Eはアナアナ変更の対象でした。変更前のチャンネルは52chでした。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 KRY
チャンネル 38ch 39ch 34ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

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