送 信 塔 見て歩き
山口県 ・ 中継局
匿名希望様、山口県のU様 提供の画像で紹介します。


欽明路テレビ中継局  2015年9月撮影、2016年5月撮影

欽明路(きんめいじ)中継局は、岩国市玖珂町にあります。(アナログ時代のNHK中継局名には頭に玖珂が付いていました。)
2009年12月にデジタル化されました。

画像を見ますと、旧アナログ中継局の柱だけが1本残っています。資料では、アナログ時代の当中継局はYABのみ単独、
他の3社は共用の、2グループに分かれていることになっています。(柱も2本ありました。)

現在の様子が、全社共用のデジタル中継局と2本あったアナログ中継局の1本が残っているのか、アナログ中継局のうちの
1本がデジタル化され、もう1本のアナログ中継局の柱だけ残っているかのか未確認です。

資料や状況から見て、現在のデジタル中継局は、すべて新築で、残っている柱はYABアナログのもののような気がします。
その前提で、説明していきます。


かつてのアナログ中継局の様子です。

開局はYABを除く3社(4局)が1979年12月、YABは2002年2月です。
中継局もこの組み合わせで、2つに分かれています。
パンザマストのミニサテ局です。また先発局では、1995年12月に機器・アンテナを更新しているようです。

送信アンテナは、どちらも8素子リングアンテナ4段2面です。(NHK側は全社共用)
受信はNHKとKRYは共用12素子リングアンテナ、TYSも単独の12素子リングアンテナ、YABは20素子八木で
各社とも周東中継局受けです。(全社、送信点で受信)


それでは、画像をどうぞ。最初は、匿名希望様提供の2015年9月撮影のものです。

全景を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。 アナログ同様、8素子リングアンテナ4段2面(全社共用)です。

デジタルでは、YABも含め全社共用になりました。アナログ中継局の隣に建設されました。

 


受信アンテナです。

機器です。

受信アンテナは全社共用の16素子4列リングアンテナで周東中継局放送波受けです。

 


アナログアンテナ跡と思われます。(詳細は未確認です。)



中継局付近からの風景です。

 


この切れ目が進入路です。

この道路、以前は通称「欽明路道路」と呼ばれる有料道路だったそうです。今は国道2号線のバイパスとして機能しており
交通量も多いようです。歩行者を想定しておらず歩道がないそうです。 通行の際は十分にご注意ください。


続いて、2016年5月撮影のU様提供の画像てす。 状況に特に変化はありません。


全景です。

 


送信アンテナ(左)と受信アンテナ(上)です。

  

中継局データ
アナログ NHK総合 NHK教育 KRY TYS YAB
チャンネル 40ch 37ch 45ch 47ch 43ch
出力 各局とも 0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 KRY TYS YAB
チャンネル 36ch 33ch 49ch 50ch 42ch
リモコン
出力 各局とも

0.01W


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