送 信 塔 見て歩き
山口県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。
本郷テレビ中継局 2021年9月撮影
本郷中継局は、岩国市本郷町波野の山中(付近では一番高い地点)に設置されています。
資料では、場所は『岩倉山』となっていますが、いくつかのハイキング系ブログを見ると、
この場所は、『庄司ヶ嶽』と説明されています。
最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、NHKが1970年5月、KRYとTYSが同時に1992年4月、YABは1995年11月です。
局舎も、この3つに分かれて設置されています。(送信鉄塔は、老舗3社は共用、YABは単独です。)
送信アンテナは、老舗3社4局は共用4L1段2面、YABも単独の4L1段2面です。
受信は各社個別で、いずれも送信点で、NHKは2波共用3mグリッドパラボラ、KRYは2.4mグリッドパラボラ、
TYSは1.8mグリッドパラボラ、YABは2.4mグリッドパラボラにて、TYS以外は周東中継局受け、
TYSは大平山(基幹局)受けです。
2009年9月にデジタル化されました。
訪問時には、改修工事が行われていたようです。それでは、2021年9月時点の画像で紹介します。
デジタル中継局は、状況から見てYABは局舎・鉄塔ともアナログからの継続、老舗3社はYAB横に局舎を新築し、
鉄塔は、YABと共用にしたようです。 また、受信パラボラの鉄塔が新築されたようです。
敷地の様子です。 |
微妙に角度を変えて、局舎を拡大しました。 |
老舗3社の表札です。
YABの表札です。
オフセットパラボラです。 |
送信鉄塔に1.8mグリッドパラボラもあります。 |
オフセットパラボラは、全社共用周東中継局放送波受けです。また、グリッドパラボラは、民放3社がオフセットパラボラと併用しているようです。
GPSです。
最初にも書きましたが、訪問時には、局舎・機器の改修工事が行われていたようです。
仮局舎です。 角度を変えて2枚。 |
どの社の工事なのかハッキリしませんが、アナログから継続のYABの可能性が高いと見ました。
また、ここは老舗3社のアナログ中継局があった場所かもしれません。(未確認です。)
道のりです。 山中に県道が通っています。
県道130号からの分岐です。 右へ行きます。 |
さらに分岐があります。 こちらも右のようです。 |
何か見えます。 中継局に到着のようです。
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | KRY | TYS | YAB | ||
チャンネル | 49ch | 51ch | 47ch | 45ch | 43ch | ||
出力 | 各局とも | 3W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | KRY | TYS | YAB | ||
チャンネル | 33ch | 40ch | 24ch | 36ch | 42ch | ||
リモコン | 1 | 2 | 4 | 3 | 5 | ||
出力 | 各局とも | 0.3W |
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