送 信 塔 見て歩き
山口県 ・ コミュニティーFM
山口県のU様提供の画像で紹介します。


COME ON ! FM  

COME ON! FM (カモン エフエム)は、「コミュニティエフエム下関」が運営しているコミュニティFM局です。

1998年7月の開局当初は、下関市高畑の霊鷲山(りょうじゅうせん)から10W出力での送信でしたが、ことし(2015年)4月に
設備の更新とともに20Wに増力され、難聴取地域の改善が図られました。

それと同時に、同市豊田町の華山(げさん)に中継局が開局しました。(こちらの出力も20Wです。) これによりサービスエリアも、
それまでの「旧下関市内とその周辺」から、「旧豊浦郡4町」にも広がり、市内全域で聴取可能となりました。

愛称のカモンには、英語での ”さあ おいで” とか ”頑張ろう” の意味のほか、サービスエリアが下関市や山陽小野田市のほか、
北九州市門司区なども含まれているため、関門地区の意味も込められているという話もありますが、定かではありません。


それでは、画像で紹介します。まずは本局からです。 2015年10月の撮影です。
(一部、旧設備を撮影した2007年10月の画像があります。)


こちらは現在の送信アンテナの様子です。

こちらは、以前の送信アンテナです。 2007年10月撮影

無指向性のU形アンテナから、指向性のある八木アンテナ(3面)に変更されています。

 


現在のアンテナを拡大しました。 一番上にU形アンテナが残っています。
ケーブルは、繋がっていないようです。

 


局舎です。離れた場所にあるようです。

扉に看板があります。 10W時代のものです。

 


GPSがありますが、何に使われているのか分かりません。精密な時刻が必要なのでしょうか?

 


アンテナ付近の展望台から撮影した南側(下関市中心方向)です。 左寄りに火の山の下関中継局も見えます。

実は、この画像を見て驚きました。

と云うのは、2010年5月に火の山を訪問した際、遠方に見える この丸いものを撮影していたからです。 (調べてみると「仏舎利塔」でした。)

すぐに画像を探しだし確認しました。


こちらは2010年5月に、当方が火の山から撮影した霊鷲山です。

業務用パラボラ鉄塔や丸い形のものが遠くに見えたので撮影しました。この山にコミニティFMのアンテナがあることは、
迂闊にも知りませんでした。 今回改めて確認すると、業務用鉄塔に重なり、カモンエフエムのアンテナが写っていました。

 


上記画像を拡大しました。

さらに拡大です。U形アンテナらしきものが見えます。

霊鷲山は、火の山と同じように終戦までは、下関要塞の重要区域で、現在でも その残骸が残されています。


案内板です。

堡塁跡です。

 



北九州市門司区方向です。
 


続いて中継局です。当中継局は、豊田町など旧豊浦郡4町をサービスエリアにしているようです。

ことし(2015年)4月に開局しました。


全景と局舎の拡大です。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。

 


中継局にもGPSがあります。


U様より2018年4月撮影の本局の現状画像が届きました。特に変化は無いようです。


全景です。

送信アンテナの拡大です。

 


局舎です。

表札です。(まだ10Wのままです。)

 


GPSです。

 

放送局データ

COME ON! FM   76.4MHz  20W

本局、中継局とも 同周波数 ・ 同出力です。


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