送 信 塔 見て歩き
島根県 ・ 中継局
島根県のS様提供の画像で紹介します。
浜田テレビ・FM中継局 2007年8月、11月撮影、2014年11月撮影
NHK中継局(アナログ・デジタル・FM)
浜田中継局では、NHKは単独でデジタル化しました。最初は、2007年8月撮影のものです。
ここで、中継局の説明です。
最初はアナログテレビ中継局です。総合テレビと教育テレビは、別々の鉄塔からの送信です。
まず総合テレビからです。開局は1961年4月。送信アンテナはスーパーターン8段(FMと共用)、番組は三瓶山固定局経由で
4mプレートパラボラで受けています。また、予備で江津中継局を4mグリッドパラボラでも受けています。(受信パラボラは、
正副とも教育テレビと共用です。)
続いて教育テレビです。開局は1963年6月。総合テレビとは別の鉄塔からスーパーターン8段で送信されています。
受信は総合テレビと共用のアンテナで受けています。教育テレビのST8
段はアナログ終了後、2014年夏ごろまで有ったようですが、
11月には撤去されていました。
デジタル化に際しては、FM(旧総合テレビ)鉄塔のSTの根元に送信アンテナが設置されました。
NHK−FM中継局説明です。開局は1966年3月です。送信アンテナは、アナログ総合テレビと共用のST8段。番組は三瓶山固定局経由で
手元の資料では4mグリッドパラボラで受けていることになっています。また、1999年12月からは予備ルートとして、松江局を5素子八木で
受けています。(画像を見る限りでは、FM受信用の4mグリッドパラボラが確認できませんので、変更されているかもしれません。)
ここからは、2007年11月撮影の画像です。浜田では2007年11月5日より地デジ試験放送が始まっており、12月1日開局予定とのことです。
局舎です。教育テレビ鉄塔までラックが延びています。
前回8月の訪問ではケーブルは地下埋設だったようです。左隅に見えるグリッドパラボラは、後で説明します。
こちらは、地上に建つアナログテレビの江津局受け予備受信パラボラです。
局舎脇に平面アンテナがあります。 |
別角度から。浜田市街地向きです。 |
調査したところ、NHKでは中波ラジオ放送の番組も、ここ浜田中継局(浜田固定局)経由で送られおり、浜田市殿町にあるラジオ中継局側の
受信アンテナは2001年から平面アンテナに変更されていることが分かりました。この平面アンテナは、その送信側と予想します。
なお、三瓶山固定局受信にどのパラボラが使われているのかは、数が多くて不明です。
また、中波ラジオの番組は、浜田ラジオ中継局以外に津和野、石見、川本、匹見の各テレビ中継局併設の固定局と益田ラジオ中継局にも、
ここを経由して送られています。(以前は、VHF帯が多く使われていましたが、SHFに置き換えられたようです。←八木アンテナが少ないです。)
ここからは2014年11月の撮影です。
全景です。
局舎からは、長いラックが旧教育テレビ鉄塔へ延びています。 合成画像
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | |||||
チャンネル | 2ch | 9ch | |||||
出力 | 500W | 500W |
NHK−FM 85.8MHz 1KW
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | |||||
チャンネル | 35ch | 37ch | |||||
リモコン | 3 | 2 | |||||
出力 | 各局とも | 100W |
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