送 信 塔 見て歩き
鳥取県 ・ 中継局
N様提供の画像で紹介します。


用瀬テレビ中継局  2025年10月撮影

用瀬(もちがせ)デジタルテレビ中継局は、鳥取市用瀬町用瀬の山中に設置されています。
JR因美線・用瀬駅の北東 約600m辺りです。国土地理院地図では、248の表示付近です。

ところで、アナログ時代、用瀬地域のテレビ中継局は、VHFとUHFで送信所の位置が異なっており、
VHF中継局は町の中心部から見て西側の通称・小倉山に設置され、UHF中継局は町の中心部から見て
北東側の通称・愛宕山に設置されていました。双方は千代川を挟んで約2.1km離れています。

デジタル放送はUHFで送信していますので、テレビ中継局は、愛宕山に集約されました。
(なお、小倉山は鳥山とも呼ばれるようです。旧UHF中継局で現在はデジタル中継局の設置場所は資料では、
坊主ヶ平になっています。これらはすべて通称らしく、国土地理院の地図には、どちらにも名前が付いていません。)

最初はアナログ時代に当地に設置されていたUHF中継局の様子です。(VHF中継局については、
用瀬FM中継局のページで説明します。)

開局は、BSSが1975年11月、TSKが1980年4月です。2社共用の中継局です。
送信アンテナは、共用4L1段2面、受信は送信点で共用1.8mグリッドパラボラにて鳥取中継局(毛無山)です。

2007年8月末にデジタル化されました。デジタル中継局は、アナログ中継局の隣接地にNHKとNKTを含め
全社共用で新築されました。

それでは、N様提供の画像で紹介します。



山の全景です。

 


中継局付近を拡大しました。

 


鉄塔です。


ここからは、直接訪問の画像です。


全景です。

 

鉄塔の様子を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナは、全社共用4L1段2面です。 角度を変えて2枚。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


表札です。

 


受信パラボラです。

モニターアンテナです。
受信は、全社共用3mグリッドパラボラにて毛無山放送波受けです。

 


ラックです。

GPSです。


銘板です。
 



こちらは、頂上(中継局)直下の案内杭です。

地元では愛宕山と呼ばれているようです。矢印の方向に進みます。補助ロープを掴んで登るそうです。

なお、ふもとには愛宕山公園と云う名前の公園があります。

 

中継局データ

アナログ BSS TSK
チャンネル 41ch 43ch
出力 各局とも 10W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NKT BSS TSK
チャンネル 14ch 13ch 19ch 15ch 16ch
リモコン
出力 各局とも 1W

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