送 信 塔 見て歩き
江田島市 沖美
広島県のT様提供の画像で紹介します。


RCC沖美ラジオ放送所  2013年4月撮影(T様提供)、2024年7月(当方撮影の超遠景)

RCCラジオの基幹放送所は、広島市からは海を挟んだ対岸、西能美島の北側沿岸部にあります。住所は江田島市沖美町美能亀原です。
当放送所は、2002年(平成14年)10月1日に廿日市市住吉から、当地へ引っ越してきました。(この日は、ちょうどRCC開局50周年の
記念日だったようです。)
移転の理由は、施設の老朽化と県北部地域の難聴取対策とのことです。旧放送所とは海を挟んで直線距離で約10Km南東への移動です。
なお、RCCのホームページには、『当送信所は初代の観音送信所(広島市西区観音新町)から3代目』と書かれています。

ここへは、島伝いに橋が架かっていますので呉方面から車で来ることも出来ますし、広島港からフェリーで来ることも可能です。
T様はフェリーを利用されたようです。


2024年7月に会社の旅行で広島・松山方面へ出かけた際に、宮島へ行く途中、広島都市高速3号線から遠くに見えたので撮影しました。
このページの一番下をご覧ください。


それではT様提供の画像で紹介します。


海上から見た西能美島です。

 


島へ近付いてきました。

 


海上から見た送信鉄塔です。

陸上からの遠景です。

 


別角度から
 



高い位置から全景を見渡せるポイントがあるようです。
 


敷地の様子を角度を変えてどうぞ。(いずれも合成画像です。)

 

 

 


 


鉄塔の全景です。
 
 
鉄塔の先端部を角度を変えて2枚。先端付近から斜めにアンテナ線が降りています。

 

中間部も2枚。垂直のアンテナ線は、ここが基点のようです。

 

鉄塔基部も2枚。

 

斜めのケーブルは指向性を持たせるものです。

 

また、途中から垂直にケーブルが降りて、下の小屋に繋がっています。

 

この小屋を正式には何と呼ぶのか知りませんが、指向性を調整する局舎と思われます。
  

局舎です。

高い位置から撮影。

 


表札です。

 

局舎屋上にもアンテナがあります。ダイポールアンテナの変形でしょうか?。指向性に関係あるようです。(いずれも、未確認です。)

 

鉄塔には、上下に2基のパラボラがあります。


上部のパラボラです。

下部のパラボラです。

本社からの番組受け2mパラボラと思われます。(海上を通るのでダイバシティ受信にしてあるのでしょうか?。これも未確認です。)
また、予備にNTT回線も引いてあるようです。

 


地面に建つ支柱に垂直八木が2基付いています。

拡大しました。1本は八木アンテナというよりログペリアンテナのようです。

何なのかは未確認です。

 


こちらは、テレビ受信用の八木アンテナでしょうか。黄金山と絵下山に向いているようです。
 


ところで、高い位置から見ると、放送所へは海から接岸できる構造のようです。


船着き場のように見えます。

真ん中に何か見えます。

 


拡大しました。
 


最後に風景などをどうぞ。


海上から見た絵下山方向です。

 


海上からの画像を拡大しました。テレビ基幹局が見えます。

こちらは、ラジオ基幹局付近からの撮影です。

 

広島港付近から見た黄金山です。

海上から見た黄金山です。

 

次は、帰りに撮影の画像です。


まもなく出港です。合成

 


沖合いに出ました。右奥にRCC鉄塔が見えます。合成

 


広島市街地が近づいてきました。

 


まもなく入港です。

 


沖合いから見たフェリー乗り場です。
 


T様からは、広島港で撮影の画像も提供を受けましたので紹介します。


フェリー乗り場付近の様子です。(合成画像)

 

船の画像もどうぞ。(所属等は省略です。)

 

 


 

RCC広島基幹局では、1992年10月1日からAMステレオ放送を行っていましたが、2011年3月14日早朝で終了し、モノラル放送に戻りました。

送信鉄塔の形式は、自立基部接地型です。一般的な「支線式」に対して「自立式」は、アース布設のための広い敷地が不要です。
ただ建設コストは「支線式」に比べ「自立式」は相当高いようです。(逆に建ててしまえば、メンテナンスコストは安いらしいでが・・・。)


ここからは、当方が2024年7月に広島都市高速3号線・天満川大橋付近から撮影した超遠景画像です。 参考にどうぞ。

 

 

 

放送所データ

周波数・出力  1350KHz  20KW    地上高 110m


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