送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
広島県・中継局
広島県のＴ様提供の画像で紹介します。

熊野跡テレビ中継局　　２０１３年１月撮影

広島市の中心部からは東方向の山間地、安芸区阿戸町に熊野跡中継局があります。当中継局は、ＮＨＫ、ＲＣＣ、ＨＴＶのみの送信です。
デジタル化されずに廃局になりました。２０１３年１月時点でまだ設備が残っているようです。

遠景です。中継局は、画像中心部の高台です。　右は、この位置からの拡大です。

中継局は、小高い丘にあります。

同じ位置からの拡大です。

全景と局舎です。

当中継局は、局舎・鉄塔は全社共用ですが、送受信ともアンテナはＮＨＫ２波とＲＣＣ・ＨＴＶの２グループに分かれています。

局舎を別角度から２枚。

表札です。新しそうです。

鉄塔を見上げてみました。

送信アンテナです。４Ｌ１段３面です。上がＮＨＫ、下が民放です。かなりチルトしています。

受信パラボラ（１．８ｍ）です。親局は呉焼山局です。多分、上がＮＨＫ、下が民放と思います。

鉄塔の形式銘板です。

こちらは、チャンネルなどの刻印があります。

サイドローブアンテナがあります。未確認ですが、ＲＣＣ親局（呉焼山局）のチャンネルがアナアナ変更で２２ｃｈから５５ｃｈに変わったために
新たに設置されたものと思われます。（当中継局からは５６ｃｈでＮＨＫ－Ｅが出ていますので、この形式なのだと思います。）

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

ところで、当中継局名の「熊野跡」とは、どこから付けた名前なんでしょうか。最初、中継局が廃止されたので熊野中継局の跡なのかと
勘違いしました。

調べてみると、以前ここは「熊野跡村」という名前の村で、１９７４年１１月に広島市に編入された時、村名を町名として残しませんでした。
中継局は、１９７５年３月の開局ですので、この時点では、既に「熊野跡」という地名は、ありませんが計画時点の名称が、そのまま
付けられたのだと思われます。