送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
広島県のT様提供の画像で紹介します。


音戸テレビ中継局  2013年3月撮影

音戸中継局は、呉市倉橋町(倉橋島)の奥の内港近くの高台にあります。この中継局からは、アナログ・デジタルともNHKのみの送信です。
2010年1月にデジタル化されました。

遠景です。中継局は、海の向こう側、ほぼ正面と思われます。

中継局から見た撮影方向と思われます。

 


海沿いから見た遠景です。

別角度から。

 


さらに別角度から。高い位置からです。

ふもとからの全景です。

撮影時点では、まだアナログ中継局が残っています。デジタル中継局は、アナログ中継局と重なるような配置で新築されました。


全景を角度を変えて2枚。

 


それではアナログ中継局から紹介します。

鉄塔です。

機器です。

局名表示を拡大しました。

アナログ中継局は、鉄塔の足元に機器が付いているシンプルな形式です。 
機器は2002年10月に更新しているようです。

 

送信アンテナは、4L1段1面(垂直)です。なぜか、GとEが別々のアンテナが送信されています。(上がG、下がEです。)
送信チャンネルが近いのに、なぜ別々のアンテナなのかは謎です。

 

受信は鉄塔の2.4mグリッドパラボラで大柿局受けです。(受信は2波共用です。)
送受信チャンネルが隣接していますが、方向が90゜ずれているので親局受信は、この場所で障害はないようです。

 


続いてデジタル中継局です。


鉄塔です。

局舎です。

表札です。

 

送信アンテナを2枚。デジタルは2波共用です。

 

デジタル中継局はアナログ鉄塔を挟んで、局舎と鉄塔が離れて建っています。そのため、ラックが長いです。なぜ、このような配置になっているのか謎です。
(鉄塔を共用する予定が変更になったのかもしれません。) 

音戸中継局って、謎が多いですね。


受信のオフセットパラボラです。
アナログと同じく、大柿中継局を放送波受けのようです。

 


鉄塔基部です。

GPSです。

モニターアンテナです。

中継局から見た風景です。風景のきれいなところですね。 

撮影位置が微妙に異なりますが連続した風景です。(どちらも合成画像です。)

 


放送エリア方向です。 左隅の山と、鉄塔右側奥の山に注目です。

 


上記画像の右隅です。

拡大しました。大柿中継局のようです。

 


上記画像の鉄塔付近です。

拡大したところ、中継局のようです。方向から見て呉中継局かと思いますが、未確認です。

 


倉橋島は「音戸大橋で本州」と「早瀬大橋で江田島」と、そして「鹿島大橋で鹿島」と繋がっています。


本土と倉橋島を結ぶ「音戸大橋」です。

渡し船の案内板があります。

 


ところで、「音戸大橋」の北側、約350mのところに「第二音戸大橋(愛称・日招き大橋)」が建設されました。
ちょうど、来週(2013年3月23日)開通するとのことです。タイムリーでした。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育
チャンネル 48ch 46ch

出力

各局とも 1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育
チャンネル 34ch 29ch
リモコン
出力 各局とも 0.1W

音戸中継局では、民放各社は中継局を設置していません。


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