送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
T様提供の画像で紹介します。


仁方テレビ中継局  前半1999年以前、後半2010年3月撮影

呉仁方中継局は、呉市仁方(にがた)本町の高台にあります。

最初にアナログ中継局の説明です。

当中継局の名称は、NHKは呉仁方、民放4社は単に仁方と名乗っています。(どちらも仁方の「か」は濁りません。)

開局は、NHK・RCC・HTVの3社は同時に1970年4月、HOMEが1974年9月、TSSが1982年12月です。
老舗3社と後発2社の2グループにに分かれて中継局は設置されています。

送信アンテナはすべて4L1段2面です。組み合わせはNHKは2波共用、RCCとHTVが共用(この2組は同じ鉄塔で上が民放です。)、
後発民放側も2社共用です。
受信は、NHKとRCCはチャンネルごとに8素子八木2列、HTVは8素子八木、HOMEとTSSは共用90CR、全社呉中継局受けです。
各社とも送信鉄塔またはその付近で受信しています。

2009年12月にデジタル化されました。

それでは、画像で紹介します。


はじめは、NHK・RCC・HTV共用中継局です。


鉄塔の全景です。

送信アンテナを拡大しました。

敷地の様子です。

 


VHF受信アンテナです。

別角度から。

左画像の局舎を拡大しました。表札があります。

 


看板です。 NHK中継局名になっています。

 

続いてHOME・TSS中継局です。


全景です。

送信アンテナです。

受信アンテナです。

 


局舎です。

銘板です。先発のHOMEのみ記載です。

 


続いて2010年3月の撮影です。


中継局は、中央手前の山に設置されています。

 


ふもとから見た中継局方向です。

 


こちらは、全社共用デジタル中継局です。

別角度から見たデジタル中継局です。 右隅にHOME・TSSアナログ中継局(送信アンテナ)も見えます。

 

ここでデジタル中継局の説明です。開局局は全社同時に2009年12月です。中継局名は全社「仁方」を名乗っています。
(資料によれば、NHKは「にがた」と読むようです。民放は「にかた」。実際の地名の読み方は、「にがた」のようです。)

デジタル化に際して、NHKなどのアナログ中継局の隣に全社共用の中継局を新築しました。
送信アンテナは全社共用4L1段2面、受信も全社共用4mグリッドパラボラにて呉中継局を放送波受けです。


全社共用デジタル中継局


アナログ局舎の隣にデジタル局舎が新築されました。

アナログ局舎の拡大です。

 

鉄塔の様子を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。

デジタル化以前のアンテナは、上がNHK−G・E共用、下がRCC・HTV共用でしたが、デジタル化後は、アナログは下段に集約され、
上段は全社共用のデジタルアンテナになっています。

 


敷地の様子です。

 


全景です。

デジタル中継局は、こんなところに建っています。

 


局舎の周りには、八木アンテナがいっぱいです。

 


受信アンテナを2枚合成画像でどうぞ。HTVのみ1列(真ん中の鉄塔左横のものか?)他は2列です。 すべて8素子です。

 


デジタル受信パラボラです。 角度を変えて2枚。

 


受信パラボラ方向です。呉中継局放送波受けです。

 


局舎です。

表札です。

 

鉄塔には、リングアンテナもあります。呉広受信or大柿受信?。(対向は未確認です。)

 


アナログ銘板が残っています。

デジタル銘板です。


続いて、HOME・TSS共用アナログ中継局です。 こちらは、デジタル化されていませんので変化はありません。


全景です。

鉄塔の拡大です。

 


送信アンテナです。

受信アンテナです。

 


局舎です。

銘板を再掲載。

 


受信アンテナの方向です。 奥に見える山は、呉中継局がある休山です。



当中継局から見た呉広中継局です。

 


呉中継局も見通しです。


風景画像をどうぞ。


2枚合成です。

 

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RCC HTV HOME TSS
チャンネル 48ch 50ch 46ch 42ch 44ch 40ch
出力 各局とも 1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RCC HTV HOME TSS
チャンネル 34ch 36ch 37ch 45ch 29ch 28ch
リモコン
出力 各局とも 0.1W

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