送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
一部、広島県のT様提供の画像で紹介します。
黒瀬テレビ・FM中継局 はじめの3枚は、当方が2006年8月撮影した画像です。
黒瀬中継局は、東広島市黒瀬町の北野呂山にあります。
遠景です。 拡大しました。
別角度から
以下は、T様提供の画像です。
まずは1999年撮影のものです。
全景です。全社共用の中継局です。 鉄塔部です。
送信アンテナは、6L1段2面で3グループに分かれています。一番上はRCCとHTVの共用、その下にNHK2波(この4局は1968年に
同時に開局していますが、NHKは1970年にチャンネル変更をしているらしく、上から2番目になっています。当初はVHFだったのでしょうか。
↑資料がなく未確認です。)
また、1983年に開局のHOMEとTSSのアンテナは、先端部に取り付け場所がなかったのか、FMアンテナより下の鉄塔脚部にあります。
こちらは、RCCとHTVの受信アンテナです。
送信点からは、約1200m離れた地点にあります。RCCは上の8素子1列、HTVは下の8素子2列と思われます。
どちらも広島基幹局(黄金山)受けです。
UHF受信アンテナです。
HOMEとTSSの受信アンテナは1.8mグリッドパラボラです、広島基幹局(絵下山)受けです。送信点の近くにあります。
画像を見ますと、この時点では2社別々の受信のようです。
別のUHF受信アンテナを角度を変えて2枚。TSSの予備用の可能性があります。
以下は、2008年11月撮影のデジタル化後の画像です。
2008年5月にデジタル化されました。
まずは、遠景です。
全景です。アナログ局舎をそのまま利用してのデジタル化です。
鉄塔は、局舎横にデジタル用を新築したようです。
アナログ鉄塔を2枚。
当中継局は、アナアナ変更により、NHK−G、RCC、TSSの3局がチャンネル変更しています。画像を見ますと、下部にあったHOMEと
TSSのアンテナが取り外されています。
アンテナ構成が大きく変わっているようです。
こちらは。デジタル鉄塔です。
オフセット型の受信パラボラです。絵下山受けのようです。
局舎の表札です。 デジタル鉄塔にも表札があります。
以下は、アナログ設備と思われます。
NHKの受信設備を別角度から2枚。
送信点から約300mの地点で大崎局を4mグリッドパラボラ2列で受けています。
(この配置は、スペースダイバシティなのでしょうか
←未確認です。)
八木は、予備系の高見山受け(8素子はG、12素子はEです)です。
NHKは、他局と異なり広島基幹局(比治山)が見通せないらしく、大きなアンテナで大崎局を受けたり、尾道の高見山を狙ったり、
苦労しているようです。デジタルでは、絵下山が中継局から見通しですので、楽になったと思われます。
こちらは、1999年画像と同じRCCとHTVの受信設備です。
こちらも1999年撮影と同じですが、 局舎横の、FM用受信アンテナです。
パラボラは1基取り外されています。
手元の資料では、HOMEとTSSは、共用受信となっていますので、何かの事情で変更されたようです。
NHKパラボラの向こうは、瀬戸内海です。受信先の大崎局は、大崎上島の神峰山にあります。
中継局前からの風景です。 拡大しました。絵下山と思われます。
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | RCC | HTV | HOME | TSS |
チャンネル | 55ch | 50ch | 60ch | 44ch | 42ch | 53ch |
出力 | 各局とも | 10W |
NHK−FM 82.8MHz 1W
広島FMは、送信していません。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | RCC | HTV | HOME | TSS |
チャンネル | 30ch | 15ch | 18ch | 19ch | 22ch | 23ch |
リモコン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 8 |
出力 | 各局とも | 1W |
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