送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
広島県のT様提供の画像で紹介します。
河内テレビ中継局 2013年5月撮影
河内(こうち)中継局は、東広島市河内町入野の篁山(たかむらやま)にあります。2008年7月にデジタル化されました。
T様から2013年5月撮影の画像が届きました。撮影時点で、まだアナログ設備が残っています。詳細な画像をいただきましたので、
全面的に差し替えます。
まずは、遠景と同じ場所からの拡大画像です。
局舎の画像を3方向から。いずれも、合成画像です。
アナログ・デジタル両鉄塔です。 |
それでは、アナログ設備から紹介します。
アナログ鉄塔です。
アナログ中継局の説明です。
鉄塔は共用ですが、局舎・送信アンテナはNHKと民放は別々です。送信アンテナは4L1段2面(垂直)で、上がNHK、下が民放です。
民放のほうは赤く塗られています。
受信は、NHK2波とRCC・HTVは約350m離れた場所で3mグリッドパラボラで大崎・竹原中継局受け、HOMEとTSSは中継局内の
1.8mグリッドパラボラで絵下山受けです。
アナログモニターアンテナです。 |
離れた位置にあるアナログ受信パラボラです。大崎中継局向きと思われます。 奥の八木は、高見山受け?。
手元の資料では、NHK2波とRCC&HTVは、別々の3mグリッドパラボラとなっていますが、パラボラは1基しかありません。
また、8素子八木については、資料には記載がありません。想像するに、NHK−E大崎局(親局)がアナアナ変更でチャンネルが変更され、
電波状況が変わり、高見山受けに変更されたのかもしれません。(パラボラは、NHK−G・RCC・HTV共用に変更?)
大崎・竹原受け3mグリッドパラボラ |
高見山受け?。 |
受信局舎の表札です。
続いてデジタル設備です。
パラボラ銘板です。 |
こちらの受信オフセットパラボラは、民放の絵下山放送波受け と思われます。 プレートパラボラとオフセットパラボラは向きが違います。 |
このリングアンテナは、NHKの竹原受け予備でしょうか。 |
鉄塔の銘板です。 |
GPSです。 |
送信モニターと別中継局(?)のモニターです。 |
篁山には、FM東広島の中継局もあります。
付近には携帯電話の基地局もあるようです。
東広島市のHPによると、竹林寺は『標高535mの篁山の山頂付近にある寺院で、縁起によると天平2(730)年に行基によって建立されたと伝わっています。
本堂は国の重要文化財に指定されており、永正8(1511)年に再建されました。また、木造地蔵菩薩半跏像や護摩堂・十王堂、縁起絵巻など数多くの県・市指定
重要文化財が伝わっています。
また、寺付近は竹林寺用倉山県立自然公園に指定されているほか、境内は竹林に囲まれ、春は山ツツジや桜、夏は紫陽花や蓮、秋は銀杏・紅葉などの樹木が
訪れる人の目を楽しませてくれます。』とのことです。
境内の様子です。合成
案内板を順不同で貼り付けておきます。
中継局付近から見た風景です。
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | RCC | HTV | HOME | TSS |
チャンネル | 45ch | 47ch | 43ch | 41ch | 37ch | 39ch |
出力 | 各局とも | 10W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | RCC | HTV | HOME | TSS |
チャンネル | 21ch | 13ch | 16ch | 17ch | 20ch | 28ch |
リモコン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 8 |
出力 | 各局とも | 1W |
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